2006年5月11日(木)
谷病院のあと、インターネット接続1件。
電車通り、アプライドの向かいにある土佐商会ビルのとある設計会社さん。『設計ラウンド』さんって言うんだけど・・。
昨日はパソコン1台だけの企業さんを体験。今日のこちらは典型的な企業さん。3台のパソコンと一般的なプリンター1台にいかにもプロ仕様の大きなプリンター。それぞれがLAN接続でつながっている。
こういう時我々設定の人間は、ネット接続機器を、あらかじめ出来上がったLAN環境に合わせる。新しく入ったものに既設のものを合わせようとすると、パソコンはともかくメーカー別、機種別に違う仕組みのプリンターの設定をひとつひとつ替えるのは手間以前の問題として専門性の問題で危険が多すぎる。
ところがいつもはうまく行くことがどうしてもうまく行かない。CTUのIPアドレスを替えると光電話がつながらなくなる。こちらの環境で、固定IPアドレスを振ってある「192.168.1.○○」グループにCTUのアドレスを合わせると電話がつながらない。元の「192.168.24.○○」に戻すと光電話はつながる。
サポートに電話。向こうも首をひねっている。CTUの後にぶらさがっているルーターなどで同じIPアドレスを固定で振っていて『アドレスの競合』を起こしているのではないかということになったが確かめる程にそうじゃないことがハッキリしてゆく。
謎・・・。
こういうことに遭遇すると考えられることを全て確かめて納得の行く作業をせずにはおれない。当然、時間がかかる。サポートの方のいう事には、NTTのサーバーが変更に対応するのに30分くらいかかる。
ということは、この2時間程の試行錯誤で何度も替えたDHCP設定の変更にNTTのサーバーが右往左往している?今までの経験、及び今日の「24」に戻した時の光電話の復帰の速さからすると、それは違うような気もする。
「あのー、僕らはいつ帰れますか?」
担当のノナカさんの発言(^.^) アハハ。
決してこれはイヤミじゃない。ノナカさんは今の僕のひっかかりをそれなりに理解したうえで、場合によっては、本来の「24」グループのままで、出入りの業者さんかプリンターのサポートに頼んで、周りの条件を今回のインターネット接続導入に合わせざるを得ないことを受け入れてくれた上でこう言っているのだ。このことが逆に僕に出来るだけのことをトコトンやる力をくれている。
北風と太陽。こんな時にチカラをくれるのは太陽の方だ。北風の下では頭も体もコチコチになって力を発揮出来ない。
でも・・・。
そうだよなー。ここらで一旦、けじめつけんとイカンよなぁ。
NTTのサーバーの対応待ちと言う要素もあるし、今日のところは「1」グループで、明日ノナカさんが会社に来たら電話が使えるようになっているというのを期待することにするか・・
作業の完了報告書を書く段になって気がついた。僕の係りはインターネット接続設定。電話は回線業者さんの範疇。完了報告書のチェック項目を埋めて行くと、そこには電話のことがなんにもないからこれだけ格闘しても、そして問題を明日に残しても、完了報告書の上では全て正常修了になってしまう。
ナーンダソレ???
苦笑いしながらそれを伝えてノナカさんに署名とハンコをもらう。ノナカさんも苦笑い交じりで署名とハンコ。
書類上はこういうことになるけど、もちろんホッタラカシにはしない。明日は連絡を取り合って、トライするつもり。それでいよいよダメだったら、LAN環境を新しいルータに合わせてもらう。
まぁ、いろいろあるもんだなぁ・・・。