2006年6月3日(土)
建築市場、Webカメラ設置で新居浜へ。今回はあまり行きたくなかった。滅多にこんなこと言わんのだけど・・。
作業を待ってもらっているお客さんがいる。そっち優先が当たり前で、新しく入って、時間を食いすぎるものは受けない方がいい。新居浜まで行ってたら一日つぶれるし・・。
その意思表示もしたが、なんか曖昧にことが進められて、そのこと自体が気に入らなくて異議申し立てをした。その時点で、作業に必要な発注は済んでいるとのこと。僕が行かなかったら、それ自体もキャンセルしないといけないそうな。
オイヨ、僕が逆の立場だったら絶対そんな進め方はせんゾ・・。自分の都合しか考えちゃせんろう・・。
「しようがない」の感覚で受けた。こんなんで行き帰りでなにかあったら絶対相手を恨むと思ったので、こちらの言いたいことは全部伝えた。
「僕が逆の立場だったらそんなやり方せんで。」
「自分らが出来ることはこれだけで、あとはそちらでやって下さいいうのはおかしいろう。」
言わなかった不満・・。建築市場の発信元は九州の鹿児島。僕も九州は長崎の出身。同じ九州人としてそんなやり方をして欲しくない。
ソガンヤリカタバシテ、ハズカシュウナカトカ?キュウシュウノニンゲンハ、ソガンモンテオモワルットゾ!
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ハイ!!それはそれ、これはこれ。行くからには後はきれいにやらなくちゃ。
昨日の内に必要機材を受け取り、中身の設定を入念にチェック。分からないところは先の営業氏に電話して教えてもらう。文句言いながら、相手に教えてもらわないといけないというのが今の僕の状態。
現場には今回の建築を受けたS建設の社長さんが同行してくれた。僕の新車(!)で高速を走るのはこれが初めて。ちゃんと走ってくれるんだろうか?
高速が一部を除いてほとんど2車線になっていたので助かったという感じ。
1車線のところでは、結構後ろに車が連なっていた(-_-;) 飛ばす気タップリあるんだけどねー。
今回の僕のモガリ様はそれなりにS社長にも届いている筈なのだが、Sさんは何もないように話してくれる。僕も実作業の時までそういうことをひっぱらないのであまり気にしていない。
それより、S社長との道中でのパソコン談義はなかなかのものだった。S社長には工務店という建築での専門分野があってもちろんそれがメインなのだが、それとは別にS社長には古くからのパソコンパイオニア的な一面がある。それは僕なんかの経験よりはるかに長く、はるかに深く、そして、それが今もずっと続いている。DOS、マック、ウィンドウズ、リナックス。
話すにつれ、共通の知人の多いこと。僕の家庭教師の教え子で工業の先生になったI上。病院時代にお世話になったドクターのN平先生。同じく病院時代に介護保険の紹介ビデオを作った時にお世話になった、T口氏。またまた病院でお世話になった、その時エレパ、今は全国規模で活躍しているS本氏。
なぁにソレ!と言うくらい知っている人とのつながりがある。その人たちに共通しているのは、高知でまだパソコンショップなどがほとんど無く、その時代にジャンクショップから始まったエレクトリックパーツに集っていた、その時代のパソコンフリークだったということ。
ある時代に同じ場所に寄り合った人たちが年月と共にその立場も上の方になり、各界で活躍しているというような話は、音楽やら小説やら絵画やらいろんなところである話。きっとパソコンにもそういう話があって、高知においては初期のエレパに集っていたような人たちがそれに当たるのかもしれない。
おかげさまで高速道路での運転ストレスは会話で紛らわされ、しっかり準備したWebカメラの作業は15分足らずで済み、あれだけモガったのは何だったのかというようなことの進みよう。
でも、あれはあれで僕には正解だったんだと思う。