2006年6月7日(水)

十津に行った日

 今日の午前は心のセラピーのT村さん。ホームページ作りのお手伝いと言おうか、とっかかりの、まずは最初の基本的な枠組みの作成を依頼されたのだが、今年になって、特に3月からの設定の急増及びそれに対する僕の耐性のなさで、出来るんだろうか?の心配をさせてしまったと思う。もっと力つけないといけない。仕事して稼がないといけないし、勉強もしないといけないし、問題はそのバランスなのだろう・・。

 午後は十津でネット設定が1件。高知市内の方から見ると、十津は五台山の向こう側で、種崎のこちら側。微妙な中間の地域で以前は僕の頭の中の地図では場所不明の地区だった。これまで2回くらい設定があっただろうか。

 お客様のN森さんは若いお嬢さんなのだが、これが不思議に人をホッとさせるような話し方の人。極端に明るいとか、極端にやさしいとか、そんなことは全然なくて、気さくで親しみやすい感じの人。人によってはそんなところに気がつかないと思う。でも、明らかに違う何か・・。こういうのは説明や形容のし方が見つからない。でも時々、こういう人がいる。人には生まれながら備わっている「徳」とか「格」というようなものがあって、そういうものは感じる人間にはハッキリと分かる何か特別なもののようにも思う。ご本人に言ってもきっと「ええ?そうですか?」だろうし、もちろん初対面でそんなことは言わない。ただ、心の中でこういう空気に触れることが出来たことに感謝するだけ。

 前回会ったそんな人と言えば、土佐市の歯科医院のお母さんだった。そういえば、その日も上に書いたT村さんと会ったんだった。なにやら、つながりがあるんだろうか・。

 夕方、おとといの、わが町旭天神のS田さん宅へ。預かったノートは我が家の無線環境ではなにもせずともすぐにつながってしまった。そうか、それならパソコンのせいじゃない。次はルーターを疑わう番だ。

 S田さん宅で、ノートを起動するとやはりつながらない。ルーターを初期化して、設定し直してダメ。もう一度初期化して、別の方法で設定してもダメ。ここまでやったらもう『故障』の可能性が高い。でも、息子さんのパソコンは使えているというのが不思議・・。

 6時過ぎ、別のルーターを持って行った。おとといも今日もお相手をしてくれてたのはお母さん。この時間に行くと息子さんが仕事から帰って来ていた。僕持参のルーターを使うといとも簡単に無線は繋がる。息子さんにこれまでの経緯を説明した。

「そうか、ルーターがいかんかったんですねぇ。僕のパソコンもつながることはつながるけんど、ぎっちり切れたりしてたんですよ。」

 アレレ、そうだったんだ・・。やはり、正確な情報は必要。それが分かってたら、『故障』の2文字に行き着くのはもっと早かったかも知れない。