2006年7月18日(月)
「『見てもらったところでウンともスンとも言わんのにどうなるがで』いうて子供たちに言われてしまいました。」
と言いながら僕を家に招きいれてくれたのは、鏡川町のK西さん。話の内容は明るくないけど、K西さんはしゃかりき明るいお母さんなのでちっとも困ってる風に見えない。4日ほど前にパソコンが一切立ち上がらなくなったとの相談を受けていたのだが、僕の設定での訪問仕事が詰まっていて伺うのが今日になった。今日は設定が午後に1件だけなんだ。
(そうかも知れんし、違うかも知れんなぁ・・・。)
と、思いながら、僕も明るい気持ちでお家に入る。トラブルものはやってみないと分からない。そんなことより、こうしてK西さんが又僕に声をかけてくれたことが嬉しいし、ここには普通は他所の人が来ると「フーッ」と威嚇する(らしい・・)のに僕には最初から全然警戒心を見せなかったかわいいネコさんもいる。又、来たヨー(^.^)
XPのパソコンはセーフモードや通常モードなどいくつかの起動方法を選べる画面が出て、それから後はどれを選んでも又この画面に戻ってくる。高校生くらいに見えるK西さんの息子さんたちはこれを何度もやったらしく、あまりのXPの頑固さに、これはもうリカバリーしかないだろうと思っているらしい。
(そうかも知れんし、違うかも知れん・・・。)
こういう時はもうアレしかないな。
『回復コンソールでCHKDSKーーッ!!』 (ドラえもんでーす。)
ハイッ!直りました。
かけた時間とか見た目はアッという間で簡単そうだけど、こういう判断が出来るに至るまでは今までの経験で随分と頭と時間を使っている。実際はその経験プラス今日の20分をかけて直した訳だ。
K西さん宅のネコさんは今日もキョトンとした顔つきで全然警戒していない。前回は触るところまで行かなかったけど、今日は頭をなでなでしても大人しくしていた。
そのことも含めて(アハハ)、男の子2人の兄弟は少し僕を見直した感じが伺える。
お母さんもとても喜んでくれて、こういう明るさはホントに嬉しい。
今度はトラブルじゃなくて、なにか新しいことを実現するために又呼んでもらえたりしたらいいなぁ・・などと勝手に次の訪問を期待している。またあのネコさんとも会わんといかんし・・・(^.^)