2006年7月21日(金)
7月11日の日記に書いた「ディスプレイ一杯」のM野さん。デスクトップ機1台だけでディスプレイ10台を表示できるものをネット上で見つけて注文し、それが今日届いたとのこと。午後3時に伺った。
前回までに「サインはVGA」に行き着いて、さあ、後は徐々に増やして行くだけと思っていたのだが、今回は思い切りそれを飛び越した。どうもM野さんは「目的達成能力」がずば抜けている人なのに違いない。今日は一気に最後まで行きたいんだと思う。足りないものがあれば、即パソコンショップで買ってくるから、宮城さんはここで作業してて下さい・・。
VGAボードにディスプレイ2台をつけれるボードを1枚。PCIスロットにやはりディスプレイ2台をつけれるボードを4枚。CPU2.4GHz、メモリー1ギガのパソコンはその構成でディスプレイを計10枚つなげれるようになっている。こういうのも頭にあったが、実験的要素もあり、上手くいかない場合にお客さんの負担を増やすので「サインはVGA」の方に行ったのが僕の実情。こうやって、そういうことを実現し、販売につなげている人もいるわけだ。今回は随分勉強させてもらってるな。
足りないものはしっかりあって、M野さんにはそれを買いに走ってもらった。その間に、前回までの配線を解いて、今つけることが出来るディスブレイをつけて行く。ノウハウはこれまでの作業で身についているので、後は台数が多い故のその手間だけ。
そのうち、M野さんも帰って来て、残りのディスプレイも順調に表示されていく。
一番心配だったのは、マンションの一室のたったひとつのコンセントにつけた、いくつものOAタップに沢山のディスプレイと何台かのパソコンをつないで、ブレイカーが落ちないかということだったのだが、それは大丈夫だった。
作業が済んで、使い方を模索しながら、それをそのままM野さんに教える。
しかし、ディスプレイ10台が横二列にズラリと並んだ図は壮観だ。これが全部1台のパソコンのデスクトップとして使われる。
午後6時。M野さんにしても達成感があったんだろうと思う。
「ちょっと一杯やりませんか?」
僕も達成感一杯。ウズウズ・・。
代行で帰ることにした。
そして、ちょっと一杯はちょっとイッパイになったような気もする。