2006年7月22日(土)
午前10時。ネット接続設定福井扇町。
福井扇町は20年以上前に住んでいた町だ。その頃はまだ福井町だった。ここいらは前とあまり変わっていないが、僕が住んでいたアパートは壊されて更地になっており、その前にあった肉屋さんも店をたたんでいた。
今日のＹ崎さんのお宅はそのすぐ近所。光プレミアムと無線の設定。親機側はWebCasterV110というNTT提供の無線ルーター、子機側はＹ崎さんがADSL環境で使用されていたUSB差込タイプのもの。デスクトップ機にそれをつけるが一切つながる様子がない。試しに僕のノートで無線を受けてみるとスンナリつながってしまった。Ｙ崎さんの子機がこわれているか、規格がV110と合っていないかのどちらか。家にUSBタイプの未使用の子機があるので、それを持って午後もう一度伺わせてもらうことにした。
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正午、鴨部の県営住宅のＡ部さん。こちらもまたまたWebCasterV110が待っていた。子機側は無線機能内蔵のノート。お母さんと娘さんの2台を設定する予定。まずはお母さんの分、すんなり修了。
さて、娘さんの分・・。
アレレ、パスワードが設定されてる。今お家にはお母さんがいらっしゃるだけ。お母さんは急ぎ携帯で娘さんと連絡を取って下さるが留守電。じゃあ、息子さんがいろいろ家族のパソコンの世話をしたりしているから、そちらで分かるかもしれないと息子さんに連絡を取って下さる。こちらも留守電。
息子さんはパソコンの中を見て欲しくないから自分でやるとのことで、設定の数に入っていない。そう、このご家庭では実際は3台のノートパソコンがある。たぶん、息子さんがやれば、娘さんの分もすぐつながるはず。
「もうー！普通パスワードとかどっかに書いてたりしますよねー。」
イヤ、アノ、それはどんなものやら・・・(^_^;)
「パスワードとかいらんもん作るきー！」
言葉は怒った風だが、お母さんの言い方はなんか憎めないかわいい文句っぽい調子。きっと仲のいい親子なんだろうな(^.^)
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午後3時にもう一度福井扇町へ。僕が持っていったUSBタイプの子機をつけるとＹ崎さんのデスクトップ機はすぐにネットとつながった。
Ｙ崎さんはひとまわりくらい僕の人生の先輩だと思う。会話の中で出て来たのだが、このデスクトップ機はＹ崎さんが組まれたらしい。V110の入っていた箱の製造年月日とかメーカーコードなどをつぶさに見られて、この機械はNECっぽいなどの発言。
訪問先で触るだけで、そんな目でルーターの箱を見たことがない。その観察眼、見習わなくちゃ。