2006年8月18日(金)

フシギ

 今日の設定1件目は薊野北町。刈谷くんのお父さんちがある地区だ。以前の僕だとこの地区で目的のお宅に行き着くにはすごく苦労してすっとんきょうなことをしただろうと思う。前はそれだけでも日記のネタになっていた。地図の読み取り方が下手で、東西南北の感覚がなくて・・。

 高知の人は(僕も高知に来て何十年も経ったが・・)場所の説明をするのに、どこそこの北とか南とか、なになにの東とか西とか方角で説明する。これはきっと県外ではあまりないことじゃなかろうか?最初はとても面食らった。

 この薊野北町のお宅ではノート3台の無線設定。2代目まではスンナリ行って、3台目も無線自体は確実につながっているのだが、ホームページが表示されないという事態に突き当たる。もろもろの基本的な部分を見直すとインターネットエクスプローラのLANの設定で「プロキシサーバーを使用する」ようになっている。

 「息子さんは高知大に行ってるんですか?」

 「そうです。」

 なるほどネー。今までに行った高知大生のパソコンでこういう設定に何件か行き当たったことがある。学内でパソコンをLANにつないで使うときの設定だ。朝倉辺りで明らかに高知大生だと分かる人の設定だとすぐコレに気づくのだが、薊野の一般家庭でこういうものに行き着いて、お子さんが高知大学生だと分かるというのも面白いもの。

 2件目、土佐市高岡のお宅では、パスワード違いで設定が出来ないということが起きる。お客様はADSLからヒカリへのコース変更。プロバイダにもよるのだが、コース変更の場合ぷららやDIONからの通信物にはコース変更によって変わる接続IDだけが印刷されていて、「パスワードは以前と同じ」というような表現しかしていない。これで、以前の通信物が残っていなかったりするとたちまち接続出来ないことになる。

 個人情報の扱いに慎重で出来るだけ少ない情報しか寄こしてこないのか、仕組み的にこの方がずっと手間がかからないのかどちらかなのだろうが・・。

 お客様はその場でDIONに電話してくれたが、それこそ今は個人情報の扱いが慎重だから、電話で簡単に教えてはくれない。結局、郵送で送って来ることになり、設定は出来ないし、お客様もそれまでインターネットが出来ないということに。

 サポートにはこんな電話が一杯あるだろうに、なかなか変わらないのもフ・シ・ギ・・・。