2006年11月11日(土)
今日も今日とて、トテチテタ。
1件目は佐川のK水さん。K水さんは高知市内でお勤めで、仕事の同僚にはパソコンの相談に乗ってくれる人もいる。でも、「さすがに佐川までは行けん」ということで、僕を呼んで下さった。内容はウィルス対策ソフトのインストールと自分で取ったメールアドレスの設定。
どちらも慣れればなんでもないことだが、メーカーやプロバイダの説明にないことが起きたりすると少々応用を利かさないといけない。今回はそれがあったわけ。
「佐川も慣れれば思うほど遠いところじゃないんですけどねぇ。」
これはK水さんが言ったんだったっけ?僕だったかな?
K水さんは毎日佐川と高知市内を往復しているわけだし、僕も矢野さんのところに行ったり、先月も3件の設定で佐川に来ているので、どちらが先に言ってもおかしくない。でも、初めてこちらに来た時はホントに遠いと思った。
「せっかく来てますから、他に困ってることとかないですか?」
アハハ、やはり僕の中ではまだ、めったにこない遠いところというイメージがあるようだ。「せっかく」という言葉にそれが出ている(^.^)
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朝倉横町、ネット接続設定のお客様。午後の工事予定が午前になって、僕も佐川のことが済み次第そちらへ向かうということで、連絡はついていた。
だが、それよりも後にNTTの営業の人から電話。
「工事はもう済みそうなのだが設定はどうなっている?ということで電話があったんですけど・・。」
その電話はどうも旦那さんからのよう。僕が話をしたのは奥さんの方。
「アレレ、カクカクシカジカ、もう連絡はついてるんだけどねぇ。ご夫婦仲が悪いんだろうか?」
もちろんこれは冗談。ちょっとしたタイミングで横の話が出来ないのは大いに有り得ること。
そして、それはその通りだった。この方々はとても感じのいいご夫婦で、設定以外のことを聞くのにもいちいち遠慮して気を使われる。なんでも、YAHOOを使われている時に設定が分からずサービスの人に来てもらったら、何か聞くたびに、「それをやるなら○○円」と追加料金の話になる。そんなことから短期間の内にNTTに変更された。
「あのう、メールの設定とかもやってもらえるんでしょうか?」
「ハイ、もう済ましてありますヨ(^.^)」
「まぁ、すみません。助かります。」
「ウィルス対策とかは・・・」
「今、それをやってます。お客様が後は使うばっかりにするのが僕らの仕事ですから、遠慮せずに他にも質問とかあったら言って下さい。大丈夫ですヨ。」
「はい、ありがとうございます。」
まぁ、これほど遠慮して気の毒な・・。
作業を済まして、一連の説明をし、他のいくつかの質問にも答えて行く。その度にご夫婦はその説明を「ご一緒に」に聞かれる。
これで「仲が悪い」わけがない。なによりもご主人が犬のリールをつけて家の中を散歩させているネコとのやり取りを見れば、この方々がとてもやさしい人たちであることが分かる。
その家のネコを見ればその家の様子も分かるのだ、僕は。
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今日の最後の訪問は河ノ瀬での接続設定。こちらでは工事が済んでから設定を始めるまでの空きの時間がないようにやって欲しいとのご希望。それは事前連絡の電話の際に言われたのだが、電話ではその方の顔も見えないし用件だけで終わるのであまり相手の方がどういう方か分からない。
少し神経質な人かな?と心配しつつ行ってみたら、ものごしの柔らかい紳士だった。
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人からの伝言や電話ではその人がどういう人なのかは分からない。行って直接会って、初めてそれが分かる。ネコがいるとさらに分かりやすい(^.^)
僕の経験ではみなさんいい人ばかりだ。
でも、最初の頃はストレスを感じるようなこともあったから、それはこちらの心の余裕なども関係してのお互いの相互作用なんだろう。