2006年11月12日(日)

チロルチョコ

 10月21日の日記に書いた土佐市T田さんのパソコンのリカバリーをやった。2週間くらい預かると言って、その期間を超えてからやっとやったわけではない。

 SotecのWinBook、エラーばかり起きて使うに使えなくなっている。そのパソコンには大事なデータが入っているとのことで、まずはリカバリーなしでパソコンの調子を戻すことを考えた。それでまずはにエラー退治で1週間。

 エラーが出ないようになって、一度T田さんに今の状況を説明し、このままで使うか、データを残してリカバリーするかを選択してもらう。T田さんはリカバリーを選んだ。

 じゃあ、データの退避だ。いや、何よりも先にこのパソコンが備えてるリカバリーのひとつの方法であるリカバリーCDの作成の方が先。ハードディスクからでもリカバリーは出来るが、いつ何があっても確実なのは、このCDも作っておくこと。僕がみたところではこのパソコンに機械的な不具合はなく、Windowsのシステムがグチャグチャになっているだけなのだが、大手のパソコンショップは修理に7万くらいかかると言ったとのこと。あちらは人も多いし、扱い量も多いし、見立てや修理のノウハウもはるかに多いはず。僕の分からないそれなりの理由があるかも知れない。

 で、作業にかかると・・・

 「このままで使う」という選択肢は最初からなかったとしかいいようがない。T田さん、大正解!

 エラーは出ないが、CDを焼こうとすると何度やってもパソコンがフリーズする。セーフモードでなら焼けるかな?なんとかOK。

 データの退避は更に大変。CDへの焼き込みが途中で止まる。退避しようとしている大量の画像ファイルのどれかが壊れていて、そこで焼き込み作業がストップされるのだ。しようがないのでデータはメモリーフラッシュを使って小分けに僕のパソコンに移し、それをCDに焼くことにした。

 これで1週間。通常モードでフリーズし、セーフモードでもそれが起こり、何度強制修了させただろう。だんだん大手ショップの見積もりがそれらしく思えて来た。(でも、大手はデータのバックアップはお客さんにやってもらうというのが普通なんだけど・・・)

 そして、今日のリカバリー。パソコンはまだ大丈夫なので、ハードディスクからのリカバリーを選択。結果は・・・

 20分で済んじゃった!!

 しかも、非常に調子よく動いている。

 このパソコンにはハードの診断ソフトもついているので、それをやっても機械的な不具合は出てこない。

 さらに付属ソフトもインストールして、データも戻して、今日の作業は1時間チョイ。

 リカバリー前と後の落差のすごいこと。

 T田さんには今回作ったリカバリーCDとデータを退避したCDも一緒に渡す。リカバリーでパソコンの中身は一新されるので、エラー退治に使った労力は請求しないことにしている。これで、大手の4分の1くらいになるだろうか。

 ここまでやってデータ退避とリカバリーだけの料金なんて工房GUSUKUってなんて至れり尽くせりなんだろう。

 「ここまでやってこの値段」

 似たようなリズムで、「今でも10円チロルチョコ」って言うのがあったけど、あれは後になって、3つの畝が1つになってしまった。

 チロルチョコに勝ってるな(^.^)

 (といいつつ、僕はチロルチョコが好きです。今はイチゴ味とかいろんな工夫がされてるけど、オーソドックスな昔のものがいい。30円でもいいから、3つ並んだ以前のものを復活したらいいのに・・。)