2006年11月16日(木)
谷病院のあとで設定仕事が1件。場所は高知市介良。
僕の頭の中ではここはもう南国市だった。ほんとに境界線ギリギリのところなんだろうな。
介良のパワーセンターを横目に、大津バイパスと南国バイパスをつなぐJR病院前の南北の道との交差点をもう少し南国方向に行ったところにある車屋さん。
お父さんがお仕事で、留守を守るお嬢さんが相手してくれた。ちょうど、僕が行ってる短大の子供たちと同年代に見える。人慣れしていないような感じで訥々と話しながらも、来客を大事にしようとしている空気がとてもいい。僕がいる短い時間でも、銀行の人が来たり、車のディーラーの人が来たり、3人の来客があったが、それぞれに対してそんな感じ。やっぱりお客様商売はただこなれてるより、ハートが大事なんだなぁ。
こちらでは、お父さんと他にパソコンに詳しい人が一緒に設定を試みておられたとのことで、接続設定は出来ていなかったが、スタートアップやセキュリティ対策ソフトは既にインストールされていた。
お陰さまで設定はとても短時間で済んだ。ヨシッ!帰ろう・・
ン? でも、待てよ・・・
今日の設定で設定用のCDは開封されていなかった。
それってどういうことなんだろう?
お嬢さんにお父さんと連絡を取ってもらい質問すると、それは自宅の方で利用している光プレミアムのCDを使って作業したとのこと。
なるほど、それは手だな。念のためにセキュリティ対策ツールのユーザー登録のシリアルキーを調べたら・・・
アララ、それも今目の前にあるNTTのID・パスワードの紙とは違うものが入っている。
これも自宅の書類を元に登録しているみたい。
気がついて良かった。もう少しで「アアラクダッタ」だけで帰るところだった。
その内、セキュリティ対策ツールをもう一度入れ直しているところへお父さんが帰って来られ、他にも気になっていることなども確かめることが出来て、作業は気持ちよく終了。
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このお父さん、話し方が職人さんというイメージで、商売人が愛想を振りまくようなしゃべり方ではないのだが、時折入るちょっとした言葉に誠意が伝わってくる。きっとこのお父さんだからこのお嬢さんなんだ。
僕が車の多いバイパスの方にバックで出ようとしてる時の派手ではないさりげない誘導がなんとも嬉しかった。
さぁ、空はすっかり暗くなっている。
今度こそ帰れるな。