2006年12月8日(金)
「先生、携帯の電話番号変えたでしょう?鹿児島に戻っている孫が宮城先生につながらないってがっかりしてましたよー。私も内田さんから自宅の電話番号を聞いてかけたんですー。」
ゴメンナサーイm(__)m
3年以上前のお客様が追いかけて来て下さった。
エート、ちょっと待って下さいネー。昔の日記で探して来まーす。
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タダイマー(^.^)
この方はこの仕事を始めたばかりの2002年9月9日の日記に初めて登場したK尻さんのお母さんのH重さん。ということは3年じゃなくて4年だ。ちなみにこの日の日記で「チャンスは僕を逃がさない」の名(?)文句は生れた。
まぁまぁ、ごめんなさいネー。そして、ありがとうこざいますー。
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H重さんの今回の困りごとは住所録の一覧印刷がうまく行かないということ。行ってみるとその原因はノウハウ的なことではなく、プリンターのインクの目詰まりだった。この夏にインクを新しいものにしたばかりで、暑中見舞いくらいにしか使っていないというのだからインクの残量は沢山あるはず。この場合は暑中見舞いくらいにしか使っていないというのがネックで、そういう状態でひと夏超えたりするとインクの吹き出し口が固まって、インクが出なくなってしまう。
プリンターのユーティリティで何度も何度もヘッドクリーニングを繰り返すと段々赤、黄と色が出だしたが黒と青はどうしても出て来ない。
「先生、今インクは持ってないですよネ」
はいー、インクはちょっと・・・。
H重さんは年賀状の準備で、前回の年賀状の出し先で住所が変わった会社やその他の変更事項の修正をするため、とに角一覧表だけは早く欲しい。
「今出てる赤ででも印刷は出来ませんか?」
それは無理だけど、そうかそれほど急いでるならダメ元であれをやるか。
お湯を沸かしてもらって浅いお皿にそれを入れ、インクカートリッジのヘッドの部分だけお風呂に入れてやる。
ある程度おいたらそれを取り出し、インクの出口にティッシュをあててトントンと叩くようにしたら、ホラホラ、黒インクがジワリと染み出して来た。
それをプリンターにつけて印刷して見ると、ウン、黒はしっかりと出だした。これで今日の目標の一番大事な部分は達成だ。あとはご自分でカラーインクを購入して取り替えてもらえばいい。黒はこのまま出続けるだろう。
いつもの僕ならインクカートリッジを買いにパッと走りそうなものだが、今日はそうも出来ない理由がある。それは、H重さんが僕の作業内容を見て覚えてもらおうと(その時点では原因はインクじゃなくてノウハウ的なことだと思っていた)呼び寄せた甥っ子さんが、自分のパソコンで困っていることを持って来てたこと。それはうまく行けばこれほど簡単なことはないプリンターのドライバのインストール。僕がやっても頑固に入ろうとしない。僕はそのこととインクのことを平行作業でやっていたのだ。
さぁ、後はこちらだけ。いろんな方法の組み合わせでやるが、大事なところでパソコンはフリーズしてしまうし・・・。
午後には土佐市で設定の予定があるから早くなんとかしないといけないのだが・・
そこへ土佐市キャンセルの電話が入り、H重さんはとに角ご飯食べに行きましょうと誘ってくれるし、アハハ、作業はお昼をまたいでのことになった。
H重さんは潮見台のあちこちの喫茶店の常連みたい。そして、人にご馳走するのが好きな人のよう。4年前もお昼をご馳走してくれたんだよなぁ。
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お昼を済ましふたたび格闘する僕にH重さん
「それはダメでしょう。無理だって言っておきますから・・・」
とても、あっさりした言い方(^.^)
ご自分の問題は解決してるし、甥っ子さんが自分の問題を持って来るのはH重さんも予想外だったのでその点に関してはとてもサバサバとしてらっしゃる。
デモネー。ブリンターのドライバインストールでつまづいてたら僕はこの仕事、プロと言えないヨー。
Windows Meの少々非力なのがこのつまづきの原因のよう。CDの中のドライバの入ったフォルダをパソコンにコピーしてそこからインストールをしてみた。
今度は少し様子が違うぞ。
テスト印刷・・。どうだ!!
ジー、カサカサカサ。
ヨッシ!!思わずガッツポーズを取る。
フゥ、力出し切ったゾ。
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H重さんはもう一度僕を内田さんのお母さんがやっている喫茶店「銀のスプーン」に誘ってくれた。
「今回は内田さんに電話を教えてもらって先生に連絡が取れたから、そのお礼も言うとかないといけないからネ」
アハハ、電話番号の件ではご不便かけましたm(__)m
そして、それでも連絡を取ってくれようとしてくれたことに大感謝です。
「やっぱり月に1回ずつでも来てもらって、いろいろ教えてもらった方がいいような気がする。先生の時間が空いてる時にまた来て下さい。」
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そんなわけで潮見台の方に行く機会が少し増えるかも知れません。潮見台のS井さんもその時はヨロシクー!