2006年12月27日(水)

濃い日

 振り返るとそこには、今まで歩いて来た細い長い道が見えた。

 Long and Winding Road・・。

 先の方は遠くかすみ、その先がどんな風景だったのか今はもう覚えていない。今日の朝はあの場所に立っていたなんて、そんなことが有り得るのかとさえ思う。そして、あの場所にいた時、今日の夜、こんなところまで辿りついているとは思いもしなかった。

 時は来て、時は行き、頬を過ぎて行く風は冬の風・・。

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 ナーンッテネ(^.^)

 今日はいろいろ詰まっていて濃ゆかったなぁ・・と、それを残しときたいだけなんだけど。

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 朝一、おととい預かって来たノートパソコンに着手。紹介してくれた人がリカバリーの許可まで取ってくれていて話は早いのだが、お客様は「データ」は残して欲しいと言っておられる。NECのLavie、Windows Me。通常モードでもセーフモードでもスタートボタンを押すとそこから進まなくなる。スタートボタンを押さないようにしてマイドキュメンツを開くと通常モードでは開かず、セーフモードでは開く。通常モードで開けば、メモリーフラッシュに即データを残せるのだが、セーフモードではメモリーフラッシュを認識しない。残したいデータはそこに見えてるのに残せないというじれったい状況。

 システムの復元→バツ。 スキャンディスク2時間→バツ。 最後にScanreg /restre 。

 これでダメならデータはフロッピーでコツコツと他へ移すか・・。

 ここでパソコンの調子が正常になり、データは簡単に退避することが出来た。でも、この感じだとリカバリーも不要な気がする。しばらくいろいろと動作確認をしたが、とてもいい動きだ。スキャンディスクでもおかしいところはなかったし、これは何がなんでもリカバリーというものでもない。

 なんだ、それなら最初にScanregすべきだった。最初からリカバリーを前提に作業したので、データさえ残せればいいと結果的に逆方向に作業をしていた。これがリカバリーを避けて調子を元に戻すという考え方だと、Scanregから着手したはずなのだ、彼は。

 Scanregの長い待ち時間には、気持ちがはやると途中でキャンセルしたくなったりするので、自分のパソコンで別の作業をしたりして、あっち向いてチョンチョン、こっち向いてチョン。神経の分断化現象が起きる。一編にいくつものことを同時進行でやると、やった量は結構な量になるのだが、精神的にはバラバラの落ち着かない感覚になる。それぞれの作業過程がそれぞれの次のノルマを作り、それが錯綜して・・・アギャーッ!!

 あっという間に時は来た。もうN岡さんのところに行く時間じゃないか。

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 土佐市のN岡さんのところではとても充実した時間。

 呼んで下さったのは仕事とプライベートのメールを使い分けしたいのだがどうしたらいいのだろう・・というようなこと。N岡さん宅ではデスクトップとノート各1台に別のメールアドレスを設定しているので、それぞれに両方のメール設定を入れ、サーバーにメールのコピーを残すようにして、こちらから出すメールの場合はそのメールの性格に応じて仕事用とプライベート用を使い分けるというのを提案した。

 これは表現が難しいだけで実際はそう複雑なことではない。これだけで呼んでもらったとしたら少しもったいないと思っていたらN岡さんからは不要なメールの削除の仕方とかいろいろ別の質問が出て来る。

 そうこなくちゃ!

 差出人順、件名順、到着順などにメールを並べ替えて、シフトキーやコントロールキーを使って複数選択し、不要なメールを一気に消したり、削除済みフォルダを一気に空にしたり。そして、それはWindowsのいろいろな場面で応用出来ることを実例で説明していくと、N岡さんはとてもいいことを聞いたとホントに嬉しそうに喜んで下さる。

 そういうのって僕もホントに嬉しい。

 他にも「インポート」「エクスポート」のこととか、住所録のこととか・・。

 人に必要だと思ってもらえて、その結果、とても喜んでもらえて、これはねー、こちらもホントにホントに嬉しいんだよねー。

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 さぁて、最後は土佐市から直行佐川の矢野さんのところへ。燻製鮎の矢野さんのところへ行くのは久し振りだ。今日は税理士の南さんも来ておられた。南さんは僕が矢野さんに紹介した税理士さん。最初の出会いは税務署派遣の記帳指導で工房GUSUKU立ち上げの頃に来て下さった時のこと。その後、奥さんのパソレスで僕を呼んで下さったりご自分のパソコンのことでも何度か僕を呼んで下さった。

 それこそ、記帳指導に来てもらったあの頃、その出会いがこういうことにつながろうとは思いもしなかった、少ししか・・(少しは思ってたんだ(^.^))。

 矢野さんのところでは三人で長い仕事談義。南さんは沢山の税務指導でいろんなクライアントの事例を知っておられるので、その話がかなり参考になった。帰途についたのは9時頃で家に帰り着いたのは10時くらい。

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 なんか今日は詰まってたな。充実感あり過ぎて、明日あたりドッと疲れてるんじゃないかとふと思う。

 反応か遅いんだよネー。