2007年1月30日(火)

久々、小松

 今日は北久保での設定が1件だけ。意識的にこういう日を選んで、今日は娘の友達「組長」のパソコンのリカバリー作業に行くことになっている。

 ディスブレイドライバの不具合や頑固なウィルス被害のために組長のパソコンはとても不安定になっている。程度がひどいたびに僕が出ていって当座はなんとかなっているが、それが何度も重なるのでいよいよリカバリーをすることにした。

 リカバリーというと購入時の状態にパソコンを戻すことだが、ユーザーは購入後自分で別途購入したソフトをインストールしたり、いろいろなデータが出来たりで、そういったことは全部ご破算になる。

 組長の場合はこれまでのいきさつで、とに角大事なデータは日頃からバックアップしておくように言っておいたので、この手間は省ける。あとはメーカーが用意したリカバリーの方法に従ってパソコンを購入時の状態に戻し、必要なソフトをインストールすればいい。組長はマンガを描いてるからその手の不可欠なソフトがいくつかある。今日の作業はリカバリーといいながら、今現在使っているパソコンの状態に限りなく近くするということまでやるタイプのもの。だからまとまった時間が欲しかった。

 そして、それは大正解。トラブル対処に比べると今日のような作業は手順を追いかけるだけなので、我ながら手際の良さにホレボレしたくらいなのだが、それでもディスプレイドライバがちゃんと当たらないなどのトラブルも発生して、結果3時間かかった。

 なにしろリカバリー、必要ソフトのインストール、ウィルス対策、スパイウェア対策、ネット接続関連、ペンタブレット、スキャナー、ブリンター、それとは別の複合機、それに加えて上記トラブルもあったわけだから3時間なんてあっという間のこと。

 作業に立ち会ってくれた組長も疲れたみたい。

 今日は(いつだってそうだけど・・)、出来る限りの最善を尽くしたつもり。自分の娘と同い年の子がパソコンの不具合で困っているのは気の毒でならない。

 これで僕を呼ばなくてもいいようになってくれたら嬉しいな。組長は娘のところに時々遊びに来てるからパソコンのトラブルがなくても会えるもんね(^.^)

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 30分で教えるホームページの作り方講座ーッ!・・・ってか。

 午後8時半、若き我が友、小松のところへ。ある必要で小松はホームページの作り方を知りたい。

 娘さんが寝てからの方がいいので9時過ぎに行くことにしていたのだが、逆に娘さんが「わたがしさん」に会ってから寝たいと言ってるから・・と8時半の訪問になった。保育に行ってる娘さんの心の中で、「わたがしさん」の存在はちゃんとキープされていた。ありがとうネー。今日行ったら、まぁおしゃべりが随分出来るようになっていて、今日は少しの時間だけどちゃんと会話することも出来た。前はまだ赤ちゃんという感じで、言ってることが親にしか理解できない感じだったんだ。「保育は楽しい?」と聞くと、「うん、たのしい。」とちゃんと答えが返って来るんだよなぁ。スゴイ!

 ここしばらく仕事が詰んでいて、午後9時ともなると頭も疲れている。これでじっくりホームページの作り方とか取り組んだら壊れそう。小松のところに自転車で向かいながら、今日の授業(?)方針を組み立てた。

 今日は本質的なことをやってみせ、やってもらい、後はそのバリエーションを増やすだけというとを分かってもらおう。そして、そのバリエーションを身につけるには何を見れば自力で学習できるかを伝えよう。

 ホームページの構成要素は「文字」「図」「リンク」。こうとらえれば話は早い。小松はワードやパワーポイントはこなすから、今まで触ってないのはリンクだけ。かくして「30分で教えるホームページの作り方講座」は確立せり。

 後は最近のお互いの様子など話して時間は過ぎる。今は医大で看護師をやってる小松。ちゃんと患者さんとの心の触れ合いを大事にして仕事をしている。「病人をお世話してやってる」なんて感覚は微塵もない。患者さんの看護を通して、いろんなことを教わり、その人格に自然と敬意を払うことが出来る奴。こう書くと小松はとてもまじめそうな青年に聞こえるかもしれないが、見てくれ雰囲気は「ヤンキー出身」みたいな感じなんだよな。そのバランスが重たくなくていいところ(^.^) 時々彼と話をすると、現実の中で忘れてしまいがちな素朴な謙虚さを彼がいつも忘れずに生きてるのが分かる。

 まぁ、彼も僕の先生みたいなもんだな。まわりはみ〜んな先生ばっかり。

 偉ぶって話せる相手がいませーん。