2007年2月22日(木)

無線とVISTAでトテチテタ

 谷病院、今日は無線LANの作業が待っていた。3台のパソコンを無線で使えるようにする。普段からインターネット接続設定で無線の設定をやってるから時間がかかっても1時間半くらいの作業かな・・。

 通常と少し違うのはLANが2系統あって、その分無線の親機も2台ある。親機、子機ともにcoregaとBuffaloが混在していて、子機側は必要に応じて接続先の親機を変える。まぁ、それだってそんなに大変なことじゃない。

 とかなんとか言って、1日かかってしまった(-_-;) 最短の時間見積もりはなにもかもがひっかかりがない場合のこと。パソコンだってXPもあれば98もあるしMeだってある。(まぁ、こうして書いてみるとなんとバラエティーに富んだ組み合わせだったことか)

 一応は昼過ぎにみんな済んで、「まぁこんなものか」と許せる状況だったのだが、それから「さっきはうまく行っていたのに・・・」というのが発生して、そこからどうにもならないパターンへと進み、1台は問題を残したままの終了となった。

 希望的観測で時間見積もりをするあたりミヤギ君、まだまだ甘いな。

 反省・・・

************

 午後5時。大津での設定。不意打ちのVISTAだった。全然予想してなかったんだよねぇ。

 つい先日神田のN越さんのところでインストールという形からVISTAデビューを果たしたばかりだが、接続設定でのVISTAは今日が初めてだ。お客様も買ってきたばかりで箱からも出されていない。

 アハハ、いい経験になるよ。

 お客様はとても物腰の柔らかいご主人と明るい奥様と少しはずかしがりやの小さなお嬢ちゃん。僕もVISTAにはあまり慣れてないということを正直に言ってやらせてもらう。セットアップの時間が結構ゆっくりと進むので、その間に自分のノートパソコンで出来ることはやっておく。

 設定中にいくつかお客様から電話が入った。その話の様子を聞かれてご主人。

 「宮城さんは高知の出身ですか?」

 「いえ、九州の長崎です。」

 「そうですか、話し方がとても柔らかいのでどこか違うところから来た人かと思ったんですヨ。」

 とおっしゃるこのご主人の物腰が僕がまねしたいくらい柔らかいんだよねぇ(^_^;)。ただ柔らかいんじゃなくて、落ち着いていて、人に敬意を払うことを忘れない、人柄から滲み出て来るような物腰のやわらかさなのだ。この方は愛媛のご出身ということで、転勤であちこち行くうちにいろんな言葉に紛れて結果的に標準語みたいになってしまったとおっしゃる。自分の故郷に帰って、その方言でしゃべってもどこか変わってしまってるし、かと言って、今住んでいる場所の言葉にも完全にはなり切れないという辺りがお互いによく分かって結構話がはずんだ(^.^)

 で、VISTAの方は・・・。

 まぁどこになにがあるかみたいなところは雰囲気でなんとかなる。どこを見てもアウトルックエクスプレスがないので設定仲間の竹内さんに聞くというような恥かしい場面もあったけど・・(^_^;)

 先日のN越さんとの会話で、「最低スペックがメモリー512MBとかいうのは、実際はかなりきついでしょうね・・」というような会話をしたが、今日のノートは残念だけど少しその傾向があるかも知れない。セットアップにかかった時間や、再起動時の動きとか・・。お客様にはそこらのことを説明して、場合によってはさらに購入店にご相談されることをすすめる。

*************

 こちらに来た頃から外でゴロゴロとカミナリが鳴っていたのだが、設定作業が済んで帰ろうとすると外は結構な雨降りになっていた。

 「どうぞ、あげてもかまわない傘を差し上げますから、さして行って下さい。」

 ご夫婦が玄関まで出て来て、傘を出して下さった。

 「すみません。どう言ったらいいんでしょう。じゃっ、イタダキマス。」

 世の中はなんてやさしい人ばかりなんだろう。 

 そして、僕はなんとちゃっかり人の好意に甘える人なんだろう(^_^;)

 ありがとうございますm(__)m