2007年2月23日(金)

データ復旧

 午前10時半、今日の設定仕事は1件だけ。知寄町のアプライドの近くにある大きなマンション。こちらには以前にも他のお客様のところに設定に来たことがある。マンションも様々で、このマンションは1棟だけでもひとつの町くらいの人が住んでいるんじゃなかろうか。管理人室がある1階のエレベーター脇では住人の方が立ち話をしていたり、エレベーターから降りて来てそこを通り過ぎる人たちもみなさんあいさつを交わしている。それは普通の町角の風景のよう。このくらい大きくなると、マンションは縦方向に広がるひとつの町なのかも知れない。

 今日の設定のお客様は個人名で場所もマンションだし、予想では比較的楽に済むと思っていた。でも、実際は自宅兼仕事場という形のお宅。平たい町でいうところの自宅を事務所としても使っている自営業といったところか・・。

 パソコン数台とプリンターがLANの下にぶらさがっていて「アララ」という感じはあったが、パソコンの動きのよさにも助けられ、こういう形の設定としては気持ちよく終えることが出来た。

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 午後2時半、S坂さんのお宅へ。パソコンが起動しなくなり、その中にはやりかけの会計作業の数字が入っている。ひととおりの復旧作業ではパソコンが復活しなかったので、ハードディスクを換えてそちらにリカバリーした。バックアップを取っていないので下手なことをしてそれが消えてしまったらどうしようもなくなるから元のハードディスクは変更を加えずに残しておきたい。それが一番の安全策なのだ。

 今日はその仕上げの日。会計ソフトのセットアップは使われるS坂さんがいるところでやらないといけない。

 ここで問題。その会計ソフトがまともにインストールできない。会計ソフトのサポートに電話し、それから格闘が始まった。向こうでいろいろ調べてくれてる間にこちらではリカバリーの仕上げの方法をどんどん進める。

 会計ソフトのインストールがどうかした拍子にうまくいったので、次はデータの復旧作業。元のハードディスクの方にもバックアップが出来ていなかったので、サポートの方がFAXでくれたやり方をみながらDOSのコマンドでデータベースからのデータ復旧作業をすすめる。谷病院のリナックスでやったようなことのもっと「ワケワカラン」版だ。とに角サポートさんがよこしてくれた命令文を入力するのみ。

 これがなかなかのもので、大文字小文字、空白、記号、一字でも違うとエラーが出る。そのたびにサポートさんとやり取りするのだが、僕の間違いもあるけど、サポートさんが教えてくれた命令文も二転三転間違いがあったり。アイヤー(-_-;)

 1字違いでもうまくいかないのに、命令に間違いがあったらどうしようもない。それがエラーの内容が違うたびにそれを読み取ってもらってまた間違いを正して行くのだからそれが膨大な作業になるのは当然のこと。

 「僕の青春を返してくださぁい」

 何度目かの大きな違いが分かった時につい、言ってしまった(^.^)

 でもネ、このやり取りはみんな電話でのことで、その状況でこの慣れない作業で最後までやれたのはすごいことなのだ。

 それはひとえにこのサポートの方々のコミュニケート能力の高さゆえのこと。そういう意味では僕はこの方々はとてもスグレモノだと思う。

 「PCA会計」の上田さんに千葉さん。きっと会う事もない人たちだけど、忘れんナ・・。

 4時頃には終わる予定の作業はかくして7時を超える作業となった。

 上田さん、千葉さん、ミヤギ君、お疲れ様でしたー。