2007年4月10日(火)
インターネット接続設定、朝倉己。設定に立ち会って下さったお母さんは新しいことに興味一杯の初々しさを失ってない方。きっと僕と同世代なのにこの方のことを「お母さん」と書くのは、話の中で息子さんが照明や音響関係の仕事をしているということが出てきたから。息子さんはテレビ・ラジオ寄りのお仕事のようなので舞台関係の僕と接点があるかどうか分からないが、息子さんと僕は言ってみれば同業者に近い。そこから僕は息子さん側の世代に回って、この方がお母さん世代に見えるという勝手な見方なんだけど・・・(^_^.)
このお母さんはパソコンでやってみたいことがあるのだが、まだその一歩が踏み出せてない段階なのかな?
ママさんバレーをやっていて、「ブログというもの」をやっていろいろ書いたりしたら、同じ趣味の人との横のコミュニケーションも出来るんじゃないかしら・・。
旦那様はパソコンとかに興味がない。息子さんは「危ないきやめちょきや」と言う。
「大丈夫ですよ。僕の友人にもママさんバレーをやってて、ブログをやってる人もいますよ。設定が終わったらそのページをお見せしましょうネ」
いろんな話をする内にお母さんは先が明るく見えて来た。
作業を終わって家を出る時、お母さんは言ってくださった。
「よかったです。実は私、今日は誕生日なんですヨ。」
「まぁ、それはそれはおめでとうございます(^.^)」
自分の誕生日に何か新しい可能性を見つけた嬉しさというようなことを表現してくださったのだ。こういうのは僕もとてもとても嬉しい。
息子さんは自分のパソコンにお母さん用のユーザー設定をしてくれるようなやさしい人だから、お母さんも自分のエリアで思い切り冒険することも出来る。是非是非楽しんで欲しいなぁ。
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2件目は日高村のほとんど佐川寄りの「岩目地」というところ。目的の家の近くで住宅地図を見ていると「デュアルディスプレイの前野さん」がプリンターのことで相談の電話をかけて来た。困っている様子なので対処法を話しながら、一方で約束の時間のこともあり、地図を持ってそこらを歩き回る。
その様子は目的の家が分からなくて、電話で道を聞きながらそれでも道が分からずに四苦八苦している人間に見えたんだろうと思う。自転車にのったおじさんが電話を終えた僕に声をかけて来た。
「誰の家をさがしゆうが?」
「あぁ、ありがとうございます。H内さんというお宅なんですけど。」
「それやったら、そこの角を上がってすぐの家のはずや。」
おじさんは自転車で僕の車を誘導してくれた。そして、そこから見える1番目の家を指差して・・
「あそこのはずや。」
「ありがとうございます。」
そのお宅が目的の家であることを確かめて、おじさんがいた方向を見ると、おじさんは「最後の確認」とでもいうようにそこからこちらを見てくれていた。
僕は両手で大きな丸を作って、大きくお辞儀をした。「ここがそうでしたー。ありがとうございましたー。」の気持ち。
おじさんは「分かった」というように手をあげて答えてくれる。
玄関先でそれを見たH内さんは「どうしたのかしら」と思っただろうな(^.^)
そして、今日はそういう日なんだろうか、H内さんもまた新しいことに興味津々な僕より少しお姉さん世代の方だった。ご自分で設定を試みたんだろうと思う、ADSLモデムなどはもう箱から出ていたし、設定中にもいろいろ質問される。
楽しかったのはH内さんのメールに「High-Noon」と言う文字が入っているのだが、それは映画「真昼の決闘」から取った言葉で、どうしても使いたかったのだとおっしゃる。
H内さんのお住まいは日高村・・・。 日高=日が高い= High-Noon ・・・
と言うわけだ。こういう遊び心は好き。
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いい出会いの日だったと思う。
「お母さん」も「おじさん」も「お姉さん」も、みなさんありがとうございましたーm(__)m
なぜか「お母さん」は僕と同世代で「お姉さん」は少し上の世代なんですけどネー(^.^)