2007年5月6日(日)
朝、福井町Y田さん。以前IP電話の調子がおかしいとの電話を頂いたが、内容からすると回線の問題のように思えたのでNTTのサポートに連絡を取ることをお勧めした。回線の問題だと僕には手が出ないのでそれが一番いいと思ったのだが、取りようによっては問題をよそに向けたようにもみえる。そのことが少し気になって、その後もY田さんのお宅の近くを通るたびにそのことを思い出していた。それ以来、Y田さんから連絡はないし、もう何か困ったことがあっても僕には声はかからないかも知れない・・・
きのう、そのY田さんから1年ぶりの電話。マイドキュメントに「かごめ、かごめ」とか「蛍のヒカリ」など、昔の唱歌の題名のファイルがいくつもあって、削除してもまたそれが復活して消えない。
ン?
それって、僕のパソコンでも同じことが起きていた。
「最近やったことといったらLalaVoiceというソフトをインストールしたんですけど、そのせいかどうかも分からなくて・・・。」
ウンウン、僕もLalaVoiceを入れていたことがある。
LalaVoiceは東芝の音声ワープロ入力ソフトで、パソコンにマイクをつないで、入力したい文章を口で読み上げると、それがワードなどのワープロソフトに文字で入力される。僕の場合は仕事に便利と思って一度はインストールしたのだが、いつになっても使うことにならないので削除してしまった。
きのう家に戻ってから調べてみた。僕のパソコンにまだ残っているLalaVoiceのファイルを開いてみると「かごめ、かごめ」などのファイルはLalaVoiceのテキスト読み上げ機能のサンプルで、LalaVoiceではデータに基づいて歌詞付きのデータを歌う機能もあるらしい。僕の場合はLalaVoiceを削除した残骸としてのファイルなので、削除することが出来た。
早速電話。
「LalaVoiceを削除したらその童謡のファイルも削除できると思いますので、それを試してもらえますか?それでも問題が残ったらまたお電話を下されば明日にでもお伺いできますので・・。」
まぁまぁ、なんという・・。切れたかと思った糸が切れてなかったという記念すべき話なのに・・・、ことの難易度は抜きにしてお宅にお伺いした方が今後のつながりにもなるだろうに・・・。お客様の経済的負担を考えて、ミヤギクン、 まずはお客様の方で出来ることをやってもらうことを選んだ。
結果的にはまだ問題がいくつか残って今日Y田さんのお宅を訪問することになった。
Y田さんの作業は正しく、「残った問題」というのは大変なことではなかったのだが、実際に僕が行ってLalaVoiceのかけらも残らないようにしてY田さんも安心される。他にも画像の扱いなどY田さんには日頃疑問に思いつつ実現出来ていないことがいくつかあって、僕が出て行った意味は十分にあった。
前回のご質問の結果をお聞きすると、確かにその時の不具合は回線の問題で、NTTの回線担当の人が出向いて来てくれて解決したとのこと。
やはり、「会う」ということは大切だな。
お客様の経済的負担が気の毒なら、気の毒分だけ引けばいいことで、それはいつもやっていること。
Y田さんとの糸は切れてないし、今後も時々ツンツンと引いて下さるだろう。
今度は「とに角お伺いする」というのでやってみよう(^.^)