2007年5月7日(月)
今日は2週間ぶりの短大の授業。今回からパワーポイントのスライド作りの作業もやってもらうが、「地味でコツコツ」作業も平行してやってもらう。
僕が渡したプリントの文字の読みと意味をひたすら入力するのだが・・・
実社会の仕事では、部下の仕事の与えられ方は上司によって決まる。
とに角言われたことを黙々とやればいいという与え方の上司もいれば、今やってることが先々どんな形になって、それはどんな意味があるのかを説明するタイプもある。経験からいうと、結構前者のタイプも多い。
どちらのタイプにせよ、世間に出れば与えられた仕事を黙々とこなすという地味なパターンが沢山なわけで、「こんなことやってて何になるんだろう?」と時には思うはず。そして、それでもやはり目の前の仕事はやらないといけない。
そんなことの一部でも経験してもらって、その上で最終的にその結果が大きな意味を持つ・・というのをやりたくて、今回の僕は先の結果を簡単に説明しただけで後はただ「地味でコツコツ」をやらせている。
本来、僕は自分自身が今自分がやっていることの位置、意味を知っていたい人間なので、部下になにかをやってもらう時もその意味を説明するタイプ (もちろん今は部下などいない自由人だけど・・・(^^)v )。だから、あまりものを言わずにただただ目の前にあることをやらせるのはどこか落ち着かない。
でも、今はじっと我慢だな(^.^)
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ところで、「地味でコツコツ」を体験するために今回この作業を選んだのはかなりの正解だった。
ゴールデンウィークで授業が一度飛んだこの2週間の間に、僕自身、授業中の生徒の入力だけでは時間が足りない分を400語ほど入力してみたのだが、どんどんやってく内に、先の目標や結果が見えなくなって、こう思ったものだ。
「こんなことやって何になるんだろう?」
アハハ、仕掛けた人間がこう思うんだから、間違いはない。
地味コツ、バンザーイ! なんのことやら・・・(^_^.)