2007年6月26日(火)

雰囲気で

 インターネット接続設定でお伺いした福井町のH川さんにはとても早いパソコンの話を聞いた。

 僕が設定作業を始めた時にH川さんがおっしゃったのは、パソコンの動きが遅く感じるとのこと。

 目の前にあるノートパソコンは買ったばっかりのVISTA機なので、「ははぁ、メモリーが512メガしかないのかも知れないな」と思ったのだが、起動して見てみるとメモリーは1ギガある。起動にかかった時間もそれほど遅いと思わないし、その後の作業もどちらかというととてもスムースで気持ちいいくらい。

 H川さんがおっしゃるには、H川さんのお兄さんのパソコンは起動時間が「ものの数秒」というイメージらしい。

 そういうパソコンには今まで1度しか出会ったことがない。そのパソコンはトラブル対処的なことでお伺いしたお宅にあったパソコンで、起動に30秒くらいしかかからなかった。あれは今でも僕の中で謎だ。

 H川さんのお兄さんのパソコンの場合、実は「起動」じゃなくて、「スタンバイからの復帰」なのではないかといろいろ聞いてみたが、どうもパソコンを完全終了した状態からの「起動」のよう。H川さんのお兄さんご自身も「こんなに早いとは思わなかった」とおっしゃっていたとのこと。お兄さんは随分とパソコンにも詳しいように感じたのできっとそうなんだろうと思う。

 もしそういう機会があれば、是非見せて欲しいと言ったのだが、たまたま設定に来た人間がそういっても実現はしないだろうという気持ちも半分あった。

 でも、こうして日記に書くとやっぱり見てみたい!!7月になったら時間も出来そうだから声をかけてみようかな(^.^)

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 以前大道具仕事で一時期一緒に仕事をしたことのある中城さんが最近ホームページの方からメールをくれた。用件は彼のお姉さんの家でのPikaraの接続設定と無線ルーターの設定。パソコンは2台あって1台はWindowsのノート、もう一台はマック。「面倒な作業だと思うけど・・」という心遣いの言葉があったけどここ3年くらいはそういう仕事が一番多かったわけだから全然プレッシャーはない。「接続設定は慣れてるし、マックは少々手間取るけど雰囲気でつながってしまうだろう」という返事を書いた。

 「雰囲気でつながるだろう」というのはえらいアバウトな表現だが、無線接続の決まりごとはWinもMacも変わらないから心配はいらない。でも、Macはどこをどう触るとその設定画面が出るかというインターフェイスの面で慣れてないので、「ここかな?」「それともここかな?」なんてやってる内につながってしまうことが多い・・・というそのことを僕風に表現すると「雰囲気で」ということになってしまう。まぁ、これは大道具の方でのつきあいがある知り合いだからこそ平気で言ってしまうことで、誰にもかれにもこんなアバウトな表現はもちろんしない(^.^)

 で、いの町の天王にあるお姉さんのところでの作業はやはりマックで少々つまづいた。

 「もう、ここらでつながらんといかんはずなんだけどなぁ。おかしいねぇ。」

 なんてやってると中城さんがマックの説明書を読みながら助け舟を出してくれて、その説明書にあったアイコンをワンクリックしただけで、マックは無線親機とつながってしまった。なにをどうやればいいとしっかり把握しないまま、試行錯誤的にやってる内にことがうまくいく。これが「雰囲気でつながる」の実際だ。エヘン!すごいだろう!!(って威張るところじゃないか(^_^.))

 中城さんとは市内で落ち合ってそれから僕の車で天王まで行ったのだが、その間に会わない間のそれぞれの近況なども話せた。われわれくらいの年齢になると5年も10年もつい昨日のようなもので、お互いに基本的なことはなにも変わりはしないのだが、それなりにいろいろ違う経験を積んで、今の自分はあの頃とはまた違っているという面もある。僕のパソコンの方での経験の積み重ねもそうだし、彼はイベント関連の企画会社に勤めていたが、今はそこをやめて、今後何を生業にするか思案中といった様子。

 ところで彼は僕のホームページのことは知っていたんだったっけ?聞いてみると、検索でたどり着いたとのこと。

 検索のキーワードを「高知」「パソコン」「宮城」でやってみたら出て来ない。それで、「高知」「大道具」「宮城」にしたら出て来たんだって(^_^.)

 なんたるちゃ(-_-)

 僕らしいと言えば僕らしいんだけど・・・

 雰囲気で生きてる人間でーす・・・。