2007年7月16日(月)

個 性

 朝起きた。ここはどこ?普通に我が家だった。

 左腕全体が痛い。どこかぶつけたっけ?そういう傷はない。あの屏風が効いたんだ。

 どうやって帰って来たんだっけ?自転車で帰って来ていた。

 道具仕事を入れたバッグを珍しくちゃんと片付けていた。

 記憶ないぞー。

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 そんな時でも冬は来る。

 じゃなくて仕事はある。

 一宮のK原さん宅にはK原さんを紹介してくれたM氏に運転してもらって行った。

 だってハンドル切る自身ないんだもーん。

 K原さんは元々メモリー増設が最初の話だったのだが、その前にパソコンが一切立ち上がらなくなった。起動前にビープ音が鳴って、そこから先へ進まない。

 「ピー、ピー、ピー」

 この音はメモリーっぽいな。パソコンの箱を空け、今ついてるメモリーを別のスロットにつけかえるとパソコンは復活。

 ついでにパソコンの動きを見るとこのXP機はメモリー256ではしんどそう。

 最初のご希望どおりメモリーを足して、理想的にはデータを退避してリカバリー。

 退避するデータって沢山あるんだろうかと一応お断りした上でいろんなソフトを立ち上げると、住所録の1件目に知ってる人の名前。個人情報だから、意識的に中身を見ない癖はついてるが、1件目にバンッと知ってる人の名前が出たらさすがに目に入る。

 アレレ、これは谷病院の職員のAさんじゃないか。「あ」から始まるから1件目にあるわけだ。AさんはK原さんのおさななじみらしい。僕は知らなかったけど出産のために今は谷病院を止めているらしい。

 こういう共通の知人の存在とかが分かると一気に親しみ度が増すんだよなー。

 K原さんは早速にメモリーを買いに走ってくれ、その間に僕たちはバックアップ作業。今日のところはリカバリーはしないけど、バックアップの必要は非常にある状態なので、外付けのHDDでも買えばすぐにデータ退避できるようにしておいた。

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 夕方、K松自動車さんのご紹介、H田さん。電話で話をしただけで、気さくな雰囲気は感じ取ったけど、年の頃もなにも検討つかず。

 朝倉のお宅に伺うと若いお嬢さんだった。部屋がとても個性的で、全体に暗くしてイルミ系の照明で灯りを作っている。この雰囲気、コミケをやったりの絵を描く人の感じ。我が娘たちとどこか通じるものがあるが、こちらはとてもとっても個性的。

 このお嬢さんはステキにユニークだった。自分の娘と同じ世代なのに年の差感がない。こちらが勝手にそう思っているだけかも知れないが、これは個性的な人によくあることで、「個性は年齢を超える」ってやつ。個性の強い人は、「人にどうみられるか」より、「自分がどうしたいか」で生きている。一般的な年齢とか性別とかそういう尺度と少々離れたところにいるので、本人が若いお嬢さんであるとか二十ウン歳とかいうことが意味をなさない。そして、そういう違う尺度で生きてるから、他の人に対する接し方も一般の尺度とは少々違う。なんか「人」と「人」が話しているという感じで、コミュニケート出来てしまうのだ。

 人や自分を型にはめたがる人には逆に不思議な人に見えるんだろうけど、僕には初めて会ったにしてはあっという間に前から知っていた人みたいに思えた。こういうのも出会いなんだろうな。僕はいろんな人に、少し会っただけで旧知の友みたいに感じる傾向のある人間だが、この人もそういうところがあるんじゃないかな・・(^.^)

 H田さんは大手のパソコンショップでインターネットが見れなくなったのがパソコンのせいみたいに説明されて、その修理代が高いので「それなら・・」と新しくVISTA機を買い、そのネット接続のために僕が来たのだが・・。

 ネットが使えないホントの原因はピカラの回線の問題だった。パソコンショップさんもなんて大雑把な見立てをするんだろう?ネットが使えないと聞けば、まずお客様のご自宅のネット環境から洗い直すのが順番なのに、推測だけで話をしてその修理の具体的な金額まで出して、次の購入を誘う。パソコンは返さないけど、パソコン代返せ!と主張してもいいくらいのヤブな見立てだと思う。修理部門を置いてるくらいだから、ノウハウの蓄積やら人材の配置やらすごいだろうになぁ・・・。

 早速、ピカラのサホートに連絡して、状況を説明し、明日工事の人が来て見てくれることに。

 僕としてはそれが済めば即ネットが使えるように慎重にパソコンの接続設定をし、それが間違っていても直しが利くように用意して今日の仕事とさせてもらった。目の前で接続を確かめることが出来ない時はなにかと後に思いが残る。

 明日にはことが解決しますように・・・