2007年7月25日(水)
朝一で取り掛かった短大授業の評価作業。大学からもらっている予定表ではその提出期限が8月3日。でも、評価作業に関する説明や評価結果の記入用紙などはまだもらっていない。おそらく今週辺り非常勤講師控え室の連絡ボックスに入ってるんだろうけど、今週は授業がないんだよなあ。
もう何度も経験していることだし、締め切り直前にあわててやるのは嫌なので、取りあえず自分の手元でできることは全部しておくことにした。
僕はテストはしない。実務をこなすこととテストの良し悪しはあまり関係しないと思っている。
自分のことだけど、全く経験のない状態から経理を10年以上やり、その総まとめにと思って1度目の失業時代にポリテクセンター(職業訓練校)で経理の勉強をし簿記の級も取ったが、それは級を取るための勉強で、それでそのまま経理が勤まるかというと、とてもそういう内容ではなかった。現場での実践の方がはるかに実際的だ。当たり前のことではあるが・・
僕がやってる授業は「医療文書実務」だからねえ。実務では、なにかを覚えてるとか○○の資格を持っているということより、今やらないといけないことをやらないといけない時間までにやり遂げるということ。その手段としては参考書を見るもよし、人の頭脳を使うもよし。
そういう考え方だからテストはしないのだ。評価のためには、授業でやったことの作業途中の状態、結果などをパソコンに残しているので、それが材料になる。
で、パワーポイントの相互評価や自己評価など生徒たちの書いたものを読んで行くと、評価どころか、こちらがまた勉強させてもらったということになる。
「人が人を裁くのは・・」という言い方があるが、「人が人を評価する」という行為も考え物。
僕は先生と呼ぶにはとても「らしからぬ」人間のような気がする(^_^.)