2007年8月3日(金)
9時半の約束、今日は土佐山田のO利さん。インターネットがつながらなくなってもうひと月程使えていない。
台風の名残りで空にはたくさんの雲。風はすこぶる強い。日記には書かなかったが我が軽四自動車は足元から変な音が聞こえるようになって修理に出してある。
バイクで行くしかないな。 昨日も台風前の空模様の中、谷病院に行こうとしてずぶ濡れになった。雨粒と雨粒の間を上手に走れば大丈夫だろうと家を出たものの、ものの1分でザーザー降りになり、一旦家に戻って着替え、あったに違いない、あるかも知れない、でも無いかも知れないカッパを探し出して(結局あったのはポンチョだった)重装備で谷病院に向かったら、それ以降は一切雨粒が落ちてこないというのがあったんだ。
ポンチョは風をはらんで大きくふくらんだりめくれたり。今日みたいに風が強い日は非力だな。横を走って行くトラックが濡れた道路の水しぶきを飛ばし、それが風に舞って顔にぶつかって来る。怖えぇー!
で、土佐山田までの長い距離、雨は降らなかった(-_-)
南国から土佐山田に至る田園地帯では台風で稲が倒され、田んぼが、穂の立っていない黄色い絨毯のようになっているところがいくつもあった。
農家の人も大変だなぁ。これが我々の主食の米になり、それをコツコツ育てているんだもんなぁ。
ここで、ひとつの疑問・・
稲の大きさに対して米になる実の部分の面積といおうか体積といおうか、その割合はホントに少ない。これを沢山集めて、炊いて食するという発想はどうやって出て来たのだろう。米の粒々採取のために割合からするとその何十倍もの体積の稲を育てる。そして、それが今や億を越える人口の国のメインの食物になっているというのはとんでもないことではなかろうか。
そんなことを思いながら進むうちにO利さん宅に到着。
ネットがつながらないのは、二重の原因だった。ひとつはハデなもので、無線がルーターとつなぐ設定からパソコン同志の通信になっていたこと。もうひとつは無線ルーターが長年のつけっぱなしで(?)エラーを起こしIPアドレスをうまく振れないようになっていた。問題解決はこの順番だけど、おそらく、ルーターのエラーが先に起きて、おかしいおかしいといろいろ触るうちに通信設定を大きく変えてしまったのではないかと思われる。あれだけの思いをしてバイクで土佐山田まで来たのだから、電源の入れなおしだけで直るトラブルじゃなくてヨカッタ。(アハハ、これは自分本位ダナ・・。まぁそれもよかろう(^.^)。)
作業が済んだ後、パソコンのデスクトップにアイコンがあった農業簿記の話など聞かせてもらう。O利さんのお宅は農家だ。
で、その話の内に先ほどのなぎ倒された稲の話になり、加えて先の疑問などもO利さんに聞いてみた。
「まっことそう言われりゃそうよねぇ。」
ネッ、ネッ そう思うでしょう? 答えは出ないけど、僕の素朴な疑問は生粋の農家の方にも通じたのだ。
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パソコンをやってる人の頭の中は・・などと時々聞かれるけど、僕の場合こんな感じで素朴で単純です(^^)v