2007年9月8日(土)
今日お伺いするU田さんは80歳台中盤の方。小児科の病院を仕舞われ、今もその病院あとにお住まいされている。この10日にはヒカリの回線工事が入り、インターネットの接続設定も来る予定になっているのだが、パソコンはお持ちではない。
ついてはそのパソコンを用意して欲しいというのが今回の話で、話自体は8月半ばに僕に届いた。早速に電話をしたところ、「今は暑い季節なので9月になってからパソコンを持って来てくれたらいいですよ」とのこと。
イヤ、僕もお名前と電話番号だけの紹介でまだ一度も会ってないし、一度は会っといた方がいいと思うのだが、U田さんはパソコンの選定は全部僕にまかせるということでお話ぶりも飄々とされていて、それ以上「とに角一度お会いしましょうヨ」と粘る雰囲気じゃない。
アーレレ、これこのまま先にすすめていいんだろうか・・・。年齢も気になるし・・。
と思いつつ、先にすすめた(^^)v それが昨日の日記に書いたDELLのノートなわけ。
今日はいよいよU田さんと初対面のパソコンお届けの日。
会ってみるとU田さんは80歳台半ばとは思えないほどお元気な方。ほっそりとした体でしゃきしゃきと歩き、言葉ハッキリどころか頭脳明晰でコミュニケートの取りやすいこと。耳もお達者。テレビなどで、まだまだ活躍している90歳、100歳の方などを見たことはあるが、実際にお会いした人でこれほどシッカリした80歳台というのは僕にはU田さんが初めてだ。
「この年まで生きて来て、世間で騒がれてるパソコンとかインターネットがどんなものかも知らないでいるというのはもったいないと思っていた矢先にヒカリの勧誘のお電話をもらいましてネ・・・」
とおっしゃるのだが、パソコンについての質問のキメの細かいこと。
ハードディスクとは何ぞや。メモリーとはなんぞや。
テレビは構造を知らなくても見て楽しむことが出来るように、パソコンもユーザーはその中身まで全部知らずとも目的を達成する道具として利用出来ればいいものなのだが、U田さんの質問は構造の概要に及ぶようなもので、それに対する僕の説明も又的確に理解される。
恐るべし80台。U田さんは暦年齢が80歳台なだけで、内容年齢はいつまでも好奇心を失くさないはるかに若い年齢に違いない。
こういう人は「老人」じゃない。立派な人生の先輩で、僕たちがこれから年を重ねて行く時目指したいお手本的な人だ。
又々すごい人に会えた。
今日は、あさって工事が済んで設定の人が来た時にスムースにことが進むように、20メートルあるLANケーブルをヒカリの機器をおく予定の場所からU田さんが普段使っておられる部屋まで這わせて作業完了。なにしろ元病院の建物そのままにお住まいなので、通常の家庭の作りとは違う(^_^.)
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さぁ、この先U田さんがどんな風にパソコンとお付き合いされて行くのか・・、参考書などを紹介しておいとましようとしたら、これから時々来てパソコンのことを教えて欲しいと言って下さる。
まぁまぁ、それは光栄なこと。次の訪問日は来週頭の連絡で決めることに。
U田さん、よろしくお願いします。