2007年9月14日(金)
10時、瀬戸東町のK瀬さん。今日の朝お電話があり、パソコンの画面が暗いまま何も表示されないとのこと。パソコンは起動しているようなので、ディスプレイの調子が悪いようだ。簡単に直らない場合を考え換えのディスプレイも用意して行った。K瀬さん宅では結婚して他所に住まわれている息子さんが帰ってきていて、その息子さんが僕を迎えてくれた。
で、Kさん宅のパソコンを見せてもらうと、そのNECパソコンはテレビも見れるような、ディスプレイとパソコン本体が一体になったもので、ディスプレイだけを交換できるものではなかった(-_-)
状況を確かめて、これはサポートに相談するしかないと判断。おそらく宅配サービスでの引き取りで修理見積もりそして修理ということになるだろう。せめて、メーカーとの仲介をさせてもらおうか・・
サポートへの電話はなかなかつながらない。
そして、やっとつながった電話の向こうからは、「この人、今日よっぽどひどいことでもあったんだろうか?」と思うくらい不機嫌な女性の声。
「電話番号とパソコンの型番をどうぞ。」
思い切りつっけんどん。いきなりコレから始まった。
本人確認のために最初はK瀬さんの息子さんが代わってくれたが、向こうの質問に困っている様子。
途中から僕が間に割り込んで代わってもらった。
「放電作業は済まされたのかと聞いてるんです。」
字にすると丁寧だが、とてもぶっきらぼう。サポートさんはNECのサポートがユーザーによくやってもらう「放電作業」をやったかどうかを聞いているのだが、自分が言っている「放電作業」というのは世間の誰もが知っていて当たり前とでもいうような調子で、いきなり素人のユーザーさんに「放電作業はやったんでしょうか」と聞いているのだ。
僕は何度かの経験で放電作業のことは知っているが、症状から見て明らかにディスプレイの故障だと判断して電話をすることにしたので、放電作業はやってない。知らないふりをして聞いてみた。
「放電作業ってなんですか?」
「パソコンの電源を抜いてしばらく放置してそれからパソコンに電源をつなぐことを放電作業って言うんです。」
「そうですか、でもパソコンの状況はかくかくしかじかで、ディスプレイの故障と思うんですが。」
「それでしたら、放電作業は意味がないです。こちらでお預かりして見させて頂くということになります。」
「じゃあ、放電作業はしなくていいんですか?」
「えぇ、結構です。」
少し相手の口調が変わっただろうか・・。ここからはNECとK瀬家の関係なので息子さんに代わる。
***********
電話が済んで・・・
「えらい不機嫌なサポートでしたねぇ。」
「えぇ、最後の方は普通の話し方になったんですけど、最初はだんだん腹が立って来て、宮城さんが電話を代わってくれなかったら、最後まで話が進んでなかったですよ。」
落ち着いた結果は、NECの宅配サービスでパソコンを一旦預かり、修理見積もりをした上で、その後どうするかを決めるというもの。
サポートって、責められるような電話ばかりでクタクタになるとは聞いたことがあるけど、あの人、我々が電話する前によほどのことがあったんだろうか?
あんな対応して、回りのサポートから注意されたりせんのかな。
NECもたいしたことないな・・・
こんなこと言ってたらいよいよ信用できるところが無くなってしまう。
一人の不機嫌が世界を暗くする・・・ってか。
でもそのお陰で、今日初めてお会いしたK瀬さんの息子さんと僕が普通以上に身近な感じになったので、僕は取りあえず感謝しておこうか(^.^)