2007年9月19日(水)

K松さん、打ち合わせ

 何日か前に書いた口細山のK松さんに電話をしてみた。

 「そちらの進行具合はどうですか?」

 前回の終わり方としては、ご主人の書き溜めた川柳と絵で構成された作品のスキャナー取り込みが済んだら連絡をもらうということになっていたので、流れとしてはK松さんから連絡があってから次の段階にすすむ予定。

 こういう時僕は相手の人が自分のペースでことを済ますまで自分から連絡を取ったりしない人間。だから、今回の電話もせかすような意味じゃなく、相談したいことがあったのだ。

 製本は何種類かこなしているが、僕がこれでいいだろうと思っているものと、K松さんご夫婦が期待している出来上がりがちゃんと一致するかどうか。

 紙はどんな質のものがいいだろう?

 表紙、裏表紙の厚みや色、質感は?

 製本は糊付けで説明したけどホッチキスも併用した方がいいような気がするけど・・

 出来れば、僕がこれまでに製本したものを見本として見てもらって、了解を得て紙の手配などをしたい。

 電話をかけた気持ちはそういうことなので、進行具合の質問は会話を始める際の挨拶程度の意味合いだ。

 だが・・・

 なんと、K松さんはもうスキャナーの作業を済ましていて、表紙、裏表紙はどうしたものだろう?製本の糊付けは後でパラパラはがれたりしないだろうか?などと、ご主人と心配交じりの会話をし、僕に電話をしようとしていたのだそうな。

 まぁ、K松さんやはり勢いが付いているな。無理しないといいけど。

 でも、あちらの心配とこちらが相談したいことの内容がピタリと合い、電話のタイミングもピッタリだったので、早速今日伺うことに。

 で、今日、決まったこと。

 基本的に僕の持って行った見本と同じような出来でよい。

 でも、念のため5部ほど作って見てもらう。

 印刷はK松さんの担当なので、その5部の印刷が出来たら連絡をもらい、製本をする。

 僕の見本でいいとなった時はすぐに印刷にかかれるように同じ紙をある程度持っていったし、表紙、裏表紙の原稿は今日作ってしまったので、K松さんはすぐに作業にとりかかることが出来る。

 でも、あまり無理して欲しくないので念を押して帰って来た。

 「あまり、頑張り過ぎないで、過程を楽しんでやってくださいネ。」

 なんか、何日か後には次の連絡が来そうな気もする(^_^.)