2007年9月21日(金)
「僕は75歳やけんど、85歳の人でパソコンをやる人がおるかね?」
これは、神田のK原さんのお宅をお暇する時のK原さんの一言。K原さんは、設定をきっかけにNTT提供のパソコンを買われたのだが、NTTルートの設定で何故かパソコンがおかしくなり、買ったばかりだからということでパソコンは別のものを納め直しとなった。今日はそのパソコンのセットアップと設定のやり直しに来た。NTT提供サザンクロスのパソコンは富士通提供のもので、地デジのテレビ放送も見れる。そういった諸々で予定以上に時間を食った。
「一番大事な山は越えたから、後はいいね。」
同行した営業氏に断りを入れ、「85歳のお客様を待たせたままなので」とK原さんにもお断りを入れた。
途中で遅れる旨の電話をしたが、その時U田さんは電話に出られなかった。僕が行く予定の時間にはU田さんは建物の1階入り口の辺りで待っておられたりするので、電話に出ないのはそのせいかも知れない。でも、こういう時はU田さんの85歳という年齢が少々別の心配を呼ぶ。
K原さん宅を出てもう一度電話をすると今度はU田さんが出られた。
今、一つ前の仕事が済んだところで、これからそちらへ向かいます。
「ええ、ええ、いいですよ。待ってますから。」
元気な声。
よかった。
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U田さんのお宅に着いてU田さんのお部屋に入るとソファの上にはシングルCDが何枚かおいてある。
「私の姉がひょんなことからペギー葉山の後援会の会長になってましてねぇ。自主制作のCDを作ったものがここにも何枚もあるんですよ。」
「U田さんのお姉さんとおっしゃると、おいくつなんですか?」
「姉は私より10歳年上ですから95です。」
スッ、スゲェ・・・
ただ年齢が高いんじゃなくて、バリバリで活躍してるところがすごい。
長寿の家系なんだろうけど、このお姉さんだからこのU田さんなんだ。85歳でいろんなことに興味を失くさず今からでも始めるという発想はこのお姉さんにしてこの弟さんありということなんだろう。
電話出ないくらいで心配するのは失礼なことかも知れない(^.^)。