2007年10月1日(月)
朝一、昨日会ったばかりの永野君から電話があった。昨日の別れ際彼はVHS-Cのカセットアダプターを持っているが、全く使わないので今度会うときがあったら持って来るというふうに言っていた。つまり、くれるっていうことなのだが、今日の電話は早速に「今日でも持って行きますけど」という内容。自分で言うのもなんだが、きっと彼は僕と話をしたがってるんだと思う。市民図書館の前で会うことにした。
「宮城さん、今日は時間はいいんですか?」
今日の僕は明日から始まる短大の授業で使うDVDの作製作業で時間が読めないが、20分、30分はどうということはない。「少々はだいじょうぶだヨ」と言うと、永野君は最近自分が興味があって調べていることなどをツラツラと話し始めた。
まぁ、その内容の高度なこと。僕がやっていることがユーザー寄りの初級、中級のことだとすると、彼が興味を持って、本屋で立ち読みし、図書館で調べ、更に自分の頭で考えているのはコンピュータの世界でも最新の高度なことばかり。僕の知識・能力では無理。でも、僕は自分の力の程度が自分で見えてるし、世間でのその位置づけも把握しているつもりなので、あまりそれが苦にならない。分からないことは分からないと言う。
すると彼はある程度僕にも分かるようにその難しい話をかみ砕いて話してくれる。その内容はとても分かりやすい。
永野君は一般的な事務仕事などは人間関係などでとても自分には無理だと思っていて、今は職につかず、興味の赴くままに図書館や本屋を渡り歩いている日々なのだが、この頭、もったいないなぁ・・。極端に細身で、一人の時は下向いてブツブツと何か言いながら歩いていたりするというのは昨日の日記にも書いたけど、きっとそういう時の彼は、今日僕に話してくれたような数式などを頭に描いて思考を練っているのだろうと思う。
「僕の回りにはコンピュータの話とかできる相手がいなくて、久しぶりにこんな話が出来ました(^.^)。また、構わない時に会って話させて下さい。」
というのが今日の彼の最後の言葉なのだが、そんな時にいつでも会えるように僕も「寝ながらお金が入ってくる」ようになって、いつでもフリーでいられるようにしたいものだ(^.^)