2007年10月2日(火)

高齢者?

 今日は短大の後期の授業始まりで、それだけでも僕には一大イベントのように思っていたのだが、そこへ1件訪問仕事が入った。

 お客様は神田のK本さん。紹介してくれた人は「お年は聞いてないんですけどある程度のお年を召した方です。」と言っていた。K本さんはヒカリの導入と同時に新しくVISTA機を購入されて、今まで使っていた98機との違いに少々困っているらしい。

 お会いして見るとK本さんは70台後半くらいに見えたが、実年齢は86歳だとのこと。金曜日のU田さんがとても元気な85歳でこの前ビックリしたばかりなのに、そう日も経たない内に今度は86歳のお客様(^.^) この方も頭脳明晰でもう暦上の年齢が意味をなさないような方。

 形の上では僕がパソコンを教えることになっているが、そんな関わりの中でこういう方々のハツラツとしたパワーを感じることが出来て、僕は二重に得している。

 最後に聞いてみた。

 「どうでした?僕の説明の仕方ってこういう感じなんですけど、分かりやすかったでしょうか?」

 「えぇ、えぇ、よく分かりました。又困ったらあなたに電話しますからその時はお願いしますね。」

 分かりやすかったのは、僕も分かっていた。何故なら、K本さんがどこまで分かっていて、どこから分からないのか・・そういったことが僕によく伝わってきて、その部分を説明するたびにK本さんがそれを理解されているのが伝わって来たから。その感覚が僕の一人よがりじゃないか、ふと心配になって聞いてみたわけだが、間違いではなかったようだ。もっともそう聞かれて「分かりにくかった」とは答えにくかったというのもあり得るけど、僕は言葉どおりに受け取る(^.^)

 コミュニケートというのは人の話をよく聞くとか、それなりの技術的なものもあるのだろうが人間の相性というのもあるに違いない。

 そして、僕と高齢者と言われる年齢ながらそうとは思えないような方々との相性はとてもいいようだ。

 まず、僕が会えて嬉しいと思ってるもんな。仕事として経済的な意味での「得した」ではなく、出会いとして「得した」と思えるのは素晴らしくありがたいことだ。

***************

 さぁ、午後は若い子供たちを相手に今度は僕が高齢者(表現がチトあんまりか・・)。

 生徒たちにとって僕が会えて良かったと思ってもらえたらいいんだけど・・・

 意識しすぎたら逆に不自然だから、普通にやるとするか。僕なりの普通にネ(^.^)