2007年10月6日(土)
今日は思い切り製本作業に没頭した。
今回は残り39部で、木曜日に既に25部仕上げている。勢いでそのままやりそうになったのだが、意識して作業を残した。僕の作業は製本部分で、当然これはK松さんの作品なのだが、いろいろと工夫して手作りながらも出来上がりが均一になるように、そして、一冊一冊を確実に製本するという辺りは僕にとっても作品だ。木曜日は深夜近くになっていて、充実感という意味ではまだまだ元気だったが、冷静に自分を見つめるとやはり疲れていた。勢いで一気にやろうとするその感覚自体、少し性急な気がする。そこで済ませてしまえば、後は出来上がりを届けるばかりになり、又こういう作業がいつ仕事として入るか分からない。適度の緊張と出来上がりが増えて行く達成感。この感覚をもう少し味わっていたい・・
ヨシッ、後は金曜か土曜にしよう。作業完了は射程距離内。最後の作業をしっかり味わおう。
で、昨日は訪問仕事があったので、製本は今日にしたというわけ。
午前中目一杯やってひと段落したところで、我が秘書殿の学校の文化祭見学。我が秘書殿は高知商業に通っていて、我が家からはゆっくり歩いて20分くらいの距離。高知商業は「高知にこんなに若者がいたのか・・」と思うほど若者であふれていた。文化祭を主催している若者たちはもちろん高校生だし、他の学校から見学に来ている若者たちも当然似たような年齢。
普段帯屋町のアーケードを歩いていてもこれほど密度の高い若者群を見ることはないもんなぁ。
そして、「若者とは言っても高校生」と言われそうなこの子供たちが高校を卒業する時にはそれがドッと高知の町に出て行くわけではなく、県内、県外へとバラバラに散らばってしまう。こうして、「高知にこんなに若者がいたのか・・」と思わせるのは、そういう年齢が集まっているそれぞれの高校の中だけとなるわけか。ほんとに少子化だな。人が沢山で少々疲れもしたが、久々にイキイキと楽しそうに何かをやっている若者たちを見れてこれはこれで良かった。
***************
午後にはとうとう製本作業も終わった。
K松さん夫妻はおそらく明日かあさってに田舎から戻って来られるだろう。明日あたり一度連絡してみよう。