2007年10月9日(火)
短大の授業。
毎年そうなのだが、1回目はこれからやる授業の概要を説明して後はビデオを見てもらう。ビデオの内容はNHKのプロジェクトXで医療関連の題材で放送されたもの。各論に入っていくとどうしても知識とか技術とかある程度細かいことになっていくのだが、根本として忘れて欲しくないのはやはりハートなんだよ・・というのを伝えるのにこのシリーズはいい。今年は救急医療に日本で初めて取り組んだ医療チームの話。
今回はこれを見た感想も書いてもらった。気持ちをゆさぶられたら、その印象だけ心に留めておいてもらった方がいいと思って、去年までは感想を書いてもらったりしなかった。せっかく気持ちが動いたものを、それを文章にするということで、繕ったり、表現に悩んだりで印象がうすらぐのはマイナスだ。
「無理しないでいいからね。」
「評価とか関係ないから、思ったように書いてもらっていいから・・」
で、その感想を見てみると、今ある医療の礎を築いた医師たちの姿勢に感動した子もいれば、医師が自分たちとは違う世界の住人のように感じた子もいる。
いいんだ、いいんだ、みんな、それぞれの感じ方でいい。ミンナチガッテミンナイイんだもんね。
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さぁ、今日からは僕がいろいろしゃべる番。
20人以上生徒がいる時は、その中の一人二人眠さに耐えているような子もいたけど、今年の8人の場合は逆にもっと大きな割合で眠たそうな時間帯があった。
こりゃあ、工夫せんといかんな(^.^)
相手に応じてやり方を変えるのが宮城流。これで、またノウハウが増えるというものだ。
もちろん、僕の場合も同じこと、大切なのは根本のハートなわけだけどネ。