2007年10月23日(火)
短大の授業。生徒数は8名で出席をとらなくても誰がいないかすぐ分かる。
これが去年までだと20人を越えていて、やはり出席を取らないと生徒の出欠状況が分からなかった。
「誰がいないかすぐ分かる」と書いたが、この8名というのは休みが目立ち過ぎるのかも知れない、前期からずっと、授業を欠席した子はいない。でも、今日はじっくりと出席を取った。理由は先日の弁天座でY本さんというかつての生徒の顔がパッと浮かばなかったから。
人の記憶には限界があるから、それでもダメな時はダメだろうけど、人数が少ないからと出席を取るのを省いて、それだけ早く記憶が薄くなるというのは怠慢だろう。せっかく縁あって、一度しかない人生の一時期の限られた時間を共にしているのだから、僕は今誰と会っていて、何を伝えようとしているのか、大事にしたいとも思う。
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車を運転していて、図らずも知り合いとずっと並んで走っていたとか、気付いてからその偶然に驚いたりする。
「これも縁なんだろうかねぇ。」
なんて・・
でも、相手が誰か知らないから気付かないだけで、人は見知らぬ誰かとだって何度も何度も隣り合わせたり近くにいたりしているのではないか・・というのが、僕がこの仕事を始めてからの実感なんだなぁ。
あちらこちらで、いろんな出会いの偶然を経験する。
「初めまして」と話しながら、実はいつか会ったことがある人だったり、開いたメールボックスにいきなり別の知り合いの名前が目の前に飛び込んできて、それが共通の知人だったりする。
でも、それは、以前会ったことを完全に忘れていたり、共通の知人のことが印象に薄いと、その出会いは生かされないままになる。
疲れてたり自分で自分が嫌いな時は縁が生かせない。
やはり、いつも元気で、人と会っている時はしっかり相手の人と向き合い、だからといってベッタリ重荷にはならず、そういうのがいいんだろうな。
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で、今日みたいな授業の日は、しっかり昼寝をしてから出かけ、一人一人名前を呼んで出席を取る。
なんでか「昼寝」に話がつながってしまうけど、今日はちゃんとして行った(^^)v