2007年11月5日(月)

道具開け、K松さん

 二日酔いには負けんもんね〜。

 奥の手、二度寝!! これで大丈夫。

 午後は製本でおなじみのK松さんのところへ。今日の訪問は10月うちから予定に入れていた。

 今回は、ミュージックプレイヤーの曲の順番のこと、年賀状関連ソフト「筆王」の扱い、スキャナーで読み込んだ画像の不要な部分の消し方などなど。

 ミュージックプレイヤーの曲の順番についてはまだ課題が残った。筆王はK松さん自体が解決のすぐ一歩前まで来ていたので思いのほか簡単に。

 さて、スキャナーで読み込んだ画像の処理だけど・・・

 これは製本作業ですっかりスキャナー慣れしたK松さんが、5年くらい前からご主人とコンビニのカラーコピー機を使って落ち葉模様のハガキを作っていたものを今回はパソコンとスキャナーで作ったというもの。先日K松さんのところに来た時に僕もそれを頂きこの日記にもチラリと書いた。

 その時のハガキはそれこそプレゼントしてもらうくらいにキレイなものだったが、その作業を続けるうちに別の問題。

 スキャナーで読み取ると白い紙の部分にグレイの影が出たりする。これをなんとか出来ないものか・・

 僕がK松さんに教えたスキャナーの使い方はWORDの「挿入」⇒「図」⇒「ファイルから」というもの。スキャナーで読み込んだ影を消すには画像加工ソフトの「消しゴム」とか「塗りつぶし」が必要だ。

 K松さんのパソコンにはスキャナーのドライバを入れた時に一緒に入った画像加工ソフトが入っているので、その使い方を読み取りながら解決法を探す。消しゴムでコツコツと消すというやり方から始めたが、結果的には「塗りつぶし」の「近似値」の調整で簡単に出来るようになった。

 こういうことまでやり出したら、結構な「パソコン使い」なのだが、K松さんは自分は初心者だと思っている。パソコンは「ファイル」「フォルダ」などの違いが分かりだした頃からグッと分かりが速くなるもの。K松さんはもうその時点まで来ている。

 普通、自分は初心者だという人がパソコンを身につけて行く過程では、ワープロソフトのワードや表計算ソフトのエクセルなどの勉強めいたイメージが浮かぶが、K松さんはしっかりとやりたいことがあったから、違う方向から必要に応じてやることが進んで行き、結構なところまで来ているというわけだ。

 これは僕が好きなパソコンの身につけ方。

 ワードやエクセルは全然ダメなのに自分がやりたい音や絵などのことについてはプロはだし、そんな人がいたらなんと素敵なことか!!・・というようなことを、この仕事を始めた頃の日記に書いた覚えがあるが、K松さんがそのタイプになりそうな人。

 といっても、K松さんは、ワープロソフトの一太郎を使っていたのが、最近では自学でワードもいい線まで来ているという人なので、そのことは書いとかなくちゃね。

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 さぁ、K松さんのおかげで、道具開けの、何もなければグッタリになりかねない一日も有意義に過ごせた。

 昨日は昨日、今日は今日。

 明日もいい日にしなくちゃね。