2007年11月13日(火)

日野原先生、ビデオ

 朝10時過ぎ、鏡川板金さん。前回の日記ではゲーム機Wiiとの接続のことばかり書いた。それはパソコンの不具合はすぐに消えその後症状が全然出なかったから。でも、後になって又パソコンの調子が悪くなったとのこと。今日は預かって来た。今日は授業、明日は道具、あさっては谷病院。しばらく預かることになりそうだ。

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 短大の授業。先日市民図書館で見つけた日野原重明先生を特集したNHKの番組のビデオを生徒たちに見せる。そのビデオの段階では90歳だが、日野原先生は今や96歳ではなかろうか。今でも大活躍の日々。執筆活動も盛んで、今でも次々と新しい著書が書店に並んでいる。

 今の僕は80歳台で頭脳明晰なU田さんやK本さんに出会い、何かと驚きを含む新しい学びがあって、人生の先輩の声に耳を傾ける気持ちが高まっている。その目で見たこのビデオにはやはり長い年月人の命に関わってきた医師日野原先生の人生の重みが詰まっていた。

 これは生徒たちにも見せておきたい。20歳そこそこの子供たちにはピンと来なくて退屈かも知れない。それでも、日野原先生の声の感じ、雰囲気、そういうものに触れて、子供たちが医療施設などに勤めたりして日野原先生の話など出た時に、その印象が浮かぶだけでも価値がある。

 「あぁ、そう言えば短大の授業でビデオ見たっけ・・・」

 ・・・

 案の定、生徒の中にはウトウトコックリをしてはイカンイカンと目をこすっているような子も一人と言わずいる。でも、あえて注意しない。

 勉強、学習・・押し付けられた途端面白くなくなる。ビデオの内容を今すぐ理解するのは無理だし・・・

 それより、面白く感じる子は興味津々で見てくれればいいし、眠い子は眠いなりに日野原先生の声に包まれてウトウトするだけでも価値があると僕は思っている。

 テレビの画面からオーラが出るかどうか分からないけど、何かがあるはずなんだ。

 ・・・

 どうも先生らしくない先生だな、僕は・・。まぁ、元々先生じゃないし、自由な発想バンザーイ!

 てなもんだ。

 で、子供たちにはこれから後3回、授業の最後の方の時間を使って日野原先生のビデオを見てもらうつもりでいる。