2007年11月17日(土)

黒い屋根瓦の日

 10時ちょい、春野は芳原のTさんのところへ。Tさんのところには9月の中頃にプリンターのことでお伺いした。

 今回は2階のお姉さんの部屋から同じ棟の一階の妹さんの部屋にLAN接続を伸ばすという内容。妹さんはお姉さんとは別に回線を引くという発想も持っていらしたようだが、毎月かかる回線料のことなどを考えるとどう考えてもそれはもったいない。新しく回線を引くとすると逆に日がかかってしまうということもあって、めでたく(^.^)、お姉さんのところからLANを分岐するという方法に落ち着いた。

 この場合、TさんもTさんの妹さんも仕事がらみでのネット利用という面もあるので、絶対にネットから遮断されないという意味では回線を別に引くという考え方もないこともない。

 例えば、ネットオークションなどで沢山の取引をこなしているとか、株をやっている場合、サーバーがダウンしてネットが利用できないというような時はそれが大きな問題になる。その場合ひとつはNTT、ひとつはピカラというように違うサービスのヒカリ回線を複数用意しておけば、どちらかに不具合があっても、もうひとつはいつでも使えるということになる。(それだって、停電になれば両方アウトだけど・・)

 でも、Tさん宅の場合はオークションでも株でもないし、そこまでの必要はないだろうというのが今回の判断。

 さて、作業だけど・・・

 Tさんのお宅は母屋があって離れがあるというような作りで、棟は一緒だが、2階から1階へのLANケーブルの配線は一度2階から屋根を伝って1階の部屋へ入れるという経路が一番いい。2階にあるTさんの部屋の窓から屋根に出てケーブルを這わせ、1階に降りて妹さんの部屋にケーブルをいれ・・。

 そんな上り下りを数回する内に、最後の方はTさん姉妹にもいろいろ手伝ってもらった。

 手伝ってもらえそうだと、遠慮せんのネ、僕は・・・。思えば、これで僕は随分あちらこちらで助かっているようだ。今日、それに気付いた(^_^;)

 屋根瓦の上を歩く時は、子供の頃の忍者ごっこをふと思い出したが、あの頃のようにスイスイとはいかない。屋根の上に上がるなんて随分ぶりだ。

 いや、大学の頃は毎日のように屋根の上で下手なギターで歌ってた時期があったっけ・・。 でも、その屋根はスレート葺きだった。

 黒い本物の瓦は40年ぶりってか。

 Tさん姉妹の協力もあって、作業は12時ギリギリで終了。Tさんはとても忙しい身であちこちで大事な役割がある人なので、今日も12時半には用事が入っている。だから目標は12時だったんだ。お二人の協力あっての目標達成といったところ。

 さぁ、これでTさん宅のヒカリ回線はこれまでの2倍活躍することになる。

 大事な僕のお客さんがネットを利用しているのだから、NTTさんはサーバーの不具合など絶対なきように、ヨロシクッ!!