2007年12月1日(土)

昔の歌

 おととい書いた中古パソコンの話。

 今、僕の手元にはDELLのデスクトップが2台あって、その内の1台に昨日から取り組んでいる。

 パソコンをお客様に渡す時には「シンプル・イズ・ベスト」で、無駄なものはなるべく入れず、「あれもこれも」を売りにせず・・・というのがこれまでの僕の気持ちだったが、今回はきついチェックのために逆発想。自分がずっと使うパソコンだったらどうするかを考え、最低これだけは入れるというフリーソフトは全部入れようとしている。

 音を録音して編集するのに便利なもの、デジカメ画像の印刷に便利なもの、事務系のことをやるのに便利なもの、パソコンの扱いであったら絶対いいというもの。いまの時点で15種類くらい入れただろうか。これは僕のメイン機にも入れていて、日頃僕が活用しているもの。言ってみれば、人が作ったフリーソフトとは言え、その活用法については僕の10数年のノウハウが凝縮されたものといってもいい。目的に応じて数はあるが、どれもシンプルで的を得ているという意味では、「シンプル・イズ・ベスト」の考え方は一貫している。

 この中でパソコンの力を特に必要とするのは、音系だろうな・・。早速、パソコンが休む間もないくらい、いろいろな作業をしている。

 と言っても、今までメイン機でやってたカセットの音のデジタル化というやつだが、CPU1.3ギガ、メモリ−128でも外部音源の取り込みはしっかり出来る。ソフトのひとつひとつの動作が少し遅いので、これはメモリーを足すことにした。

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 ところでところで・・

 そのカセットのデジタル化をやっていて、どこに行ったのか分からなくなっていた音が見つかった。

 ひとつは『(幻の)高知県交通社歌』。これは県交通に勤めていた友人に頼まれて、彼が会社を辞める置き土産にと作曲したものに僕が詩をつけたもの。辞職時の一方的な企画だったので採用はされず幻となったのだが、僕にとっては急の頼まれごとな上に馴染みのないバス会社の社歌ということで「どうしたものか」と考えあぐね、バスの時刻表をもらってそれを眺めながらイメージをふくらませて詩をつけた苦労作。それが思いの外手応えありにまとまったので、この曲のカセットがどこに入ったか分からなくなった時は、それは惜しいことをしたと思っていた。曲が出て来た今は、詩を書いた紙がどこにあるか分からないんだけど・・・(^_^;)

 そして、もうひとつは、「和郎といっしょに」という昔のラジオ番組を録音したもの。和郎さんというのは、今もRKCラジオの平日の午後の番組で声を聞く田村和郎さんのことで、「和郎といっしょに」は以前放送されていた若者向けの音楽番組。この番組で僕がいたグループの歌が流されたことがあるのだが、それが何年かあとにもう一度放送された時にたまたまラジオをつけていて、アレレ・・という感じで録音したもの。

 両方とも全く違うタイトルの1本のカセットテープに入っていて、しかもそれはテープをヘッドに押さえるパッドが外れていて何もせずに捨てようとしていたんだなぁ・・。でも、ふと「まぁ一応やっとくか・・」と思い、カセットテープのケースをばらして修理したら、この2曲が入っていたというワケ。

 ギリギリセーフで助かった音、「流れ雲」という歌を紹介しようかな(^.^) 歌はその時の仲間が作ったもので、ボーカルも彼。僕はバックで少しだけ出て来ます。

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