2007年12月11日(火)
短大の授業の後、六泉寺のとある会社へ。これは、昨日もらった紹介仕事。
T社さんでは、ADSLからヒカリに回線を変えたのだが、プロバイダ提供のIP電話を2台利用していてその環境も残したい。プロバイダのIP電話用のVOIPアタ゜プターはPPPOEじゃないと使えない為、CTUの「PPPOE機能を有効」にしてネットにつながるようにはなったのだが、その後、今まではなんでもなく見れていた、天気予報のページやゴルフのページが見れないし、メールも少し重いものを添付して送ると途中でエラーを起こしてしまう。
ウヘェー、久し振りにヒカリの設定的なものな上に変則ものか。CTUの「PPPOEを有効」ってなんだったっけ?
ネットで調べて事前準備した。
フムフム、CTUの後ろにこれまでのルーターなどをつないで、ルーター以降の環境をそのままにしたい時にCTUをそうするとそれが出来るってことか。そのかわり、通常のヒカリで使える「スタートアップツール」はろくに利用できないし、フレッツスクエアなどもそのボタンからは表示できないらしい。いろいろ、制限がかかるってわけ。
ということは・・・、その天気予報とかゴルフのページはフレッツスクエア経由のものなんじゃないの?まぁ、とに角行ってみようか・・。
と軽い気持ちで行ってみると、問題は天気予報とかゴルフのことじゃなかった。もちろんそれも一現象としてはあるのだが、それよりも何よりも会社の警備システムがつながらない。警備会社の担当の人も来ていて、なんかものものしいんだよなぁ・・・
いろいろ聞くほどに、IP電話を生かすなんてことより、なるべく原則どおりにやって、警備システムの接続点をなるべくネットに近いところに持って来るのがよさそう。ヒカリ電話だってNTTが提供するIP電話なのだから今までのIP電話にこだわることもないのではないか?
ここいらが僕はNTTに派遣されて来ているわけじゃないから自由に発想できて自由に発言できる。ちゃんと話してみると、プロバイダ提供のIP電話でやりとりしている取引先は1〜2軒で、IP電話2台の必要はないと会社の担当さんもおっしゃる。
なんだ、それならごく普通の設定にして、プロバイダのIP電話も通常のNTT仕様のものにして、IPの番号はひとつだけ使えば全部解決するじゃないか。
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で、そのごく普通の設定に戻す作業なのだが・・・
結構大変だった(^_^;)
PPPOE機能を有効にしたCTUは設定画面が表示できない。これは、そうした場合の制限事項の中のひとつ。
それならと機械的に初期化しようとしてCTUの初期化ボタンで処理すると、通常ならIPアドレスの3番目のグループは「24」になるのだが、どうしても「1」になる。
サポートにヘルプを求めると、それはCTUの向こうのNTTのサーバーから振られるもので、こういう時は機械的な初期化では出来ないとのこと。
サポートさんはあちら側からこちらのCTUの中身を見て、遠隔でCTUの初期化をやってくれた。
PPPOEにするのはユーザー側で簡単に出来るが、それを元に戻すのはサポート込みでやらないとダメってことになる。
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ここから後は、半年やってなくてもしっかり体にしみついた作業。一番重要な警備システムも正常になり、天気予報やゴルフのページもメールの送受信も全てまともになった。何台もあるパソコンはみんな「アドレスを自動取得」になってたし、心配なプリンターは会社の方が設定に手馴れていらっしゃったし。
まぁ、久々のヒカリもので結構重量級の仕事だったな。