2007年12月30日(日)

赤ちゃん、ネコさん

 「パソコンの調子が悪いんですけど、今日もお仕事、お願いしていいんでしょうか?」

 朝かかって来た電話は聞きなれない女性の声。

 「ええ、大丈夫ですよ。」

 パソコンの様子を聞いて、お名前と住所をお聞きしたら、以前設定にお伺いした朝倉のT頭さんだった。偶然だけど、設定派遣で二度お伺いして、一度目にはまだ赤ちゃんだったお子さんが二度目にはもう歩くようになっていてびっくりしたんだよなぁ。

 今日は設定派遣じゃなくて、T頭さんが僕に直接お電話を下さったことになる。嬉しいなあ。でも、トラブル対処なので気の毒でもある。

 T頭さんのマンションのチャイムを押すと中から「来たヨー」という、小さな子供の声がした。

 あの赤ちゃんは、今度はしっかりしゃべれるようになっていて、僕の言う事もしっかり理解でき、会話が成り立つ。子供はどんどん変わっていくなぁ。

 T頭さんとパソコンの前に並び作業をしていると、大きなシャムネコさんがのそりとやって来て、僕のすぐそばに座り込んだ。

 「まぁ、あんた自分から来た?いつもはよその人はいやがるのにねぇ。」

 これはT頭さん。ネコさんは僕がどう触ろうと、ゴロゴロとノドを鳴らしてそこにいる。

 「あちらこちらで、こんなことがあってよく不思議がられるんですよ。僕も不思議なんですけどねー。」

 T頭さんは、自分の田舎で、本人はそんなでもないのに、ネコとか犬とか果ては小鳥まで・・、なぜかその人に近寄ってくるおばあさんがいたという話をしてくれた。

 どうも僕はネコさんに特化して、その傾向がある人間なのかも知れない。ワンちゃんも時々あるけど、ネコは特にそうだ。

 前世はネズミだったとか・・・ (それなら近づくだけじゃなくて、襲われてるか・・(^_^;))

 「今日はトラブル対処だったけど、次は何かプラス方向で又会えたらいいですネ(^.^)」

 あの赤ちゃんが今度はどれだけ成長してるか、このネコさんが又ゴロゴロ言ってくれるか、又見たみたい(^.^)