2008年1月18日(金)
NTTの営業氏からもらった電話。お客様のパソコンがネットにつながらないようになった。見た目ではどこもおかしいところはないのだが・・・
そのパソコン、ノート?デスクトップ?→デスクトップです。
OSは何?XP?VISTA?→XPです。
いつからそうなったの?→接続設定から2ヶ月くらいしてからだそうです。
じゃあ、前は見れてたんだ。
で、ひととおりどこもおかしくない様子をもう一度電話で聞かせてもらう。
もしかして、それNEC?→えぇ、NECです。
別にNECだからよくあることというわけではないのだが、今からやってもらうのはNECのサポートがユーザーによくやらせることなので聞いてみた。
やってもらったのは「放電」。一度LANのドライバを削除しておいて、次にパソコンの電源を落とし、更にパソコンにつながっているものを全部外してしばらく置き、それからそれらを元に戻して、電源を入れる。
「じゃあ、やってみます。」
時間もかかることなので、営業氏は自分でそれをやって後で結果を報せてくれることにした。
で、しばらくして驚いたような助かったというような元気な声で彼は電話をくれた。
「直りましたー!!」
設定関連のどこを見てもなんにもおかしくないのにどうしてもつながらない。こういう時は、この簡単な方法で不思議なくらい回復する。知ってしまえばあまりにも単純なやり方だが、知らないとまず思いつかないのがこの方法。知ってるということと、経験しているということに大きな価値がある。
知らないと同じことを何度もやって、しかも解決せずに首をひねり続けることになる。放電作業なしの、ドライバの入れ替えだけではこれが解決しないのだから・・。現にこの営業氏は今日のお客様のところに来たのは二度目で、それでも解決しないので僕に聞いてきた。そういう時のこの単純解決というのはホントにスッキリする。
「ことは簡単だけど、結構ノウハウ持ってるんだなぁ、僕はー(^.^)」
「すみません、こんなすごいこと電話だけでー」
「じゃあ、電話で済まないようなことがあったら、お客様紹介してネー。」
「はい、もちろんです。」
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というのはいいんだけど、それってとんでもなく難しいのが回ってくるってこと?ある程度分かってる人がお手上げのことって、かなり大変なのが多いんだよなー。
ウンとやさしい件を回してネー
って言えばよかった(-_-;)