2008年2月8日(金)
毎週金曜日のＵ田さん。今日その部屋に入るとこたつの上に手書きの紙がおいてあった。
「前、インターネットで調べて出て来なかった『たでしなのうた』を書き留めたものが出て来たんですよ。」
Ｕ田さんのところでは、よくＵ田さんの想い出の場所や本、歌、映画のことなど、インターネットで検索する。そして、調べるたびに何らかの情報が得られて、その情報の多さや知らなかった新しい発見に二人で驚いている。
だが、この『たでしなのうた』に関しては全く行き当たらなかった。同じ題名の詩やそれを書いた人に関する情報はあるのだが、それはＵ田さんがおっしゃる『たでしなのうた』とは全く違うもの。
「随分前のことですし、こうして見つからないということは、あのうたももうこの世から姿を消して行くんでしょうねぇ・・。」
という終わり方だったのだが、その気持ちが通じたのか、Ｕ田さんご本人が昔書きとめた『たでしなのうた』が出て来たのだ。
「ああやって、あれこれ探して見つからない人が他にもいるとしたら、そういう人に見てもらえるのもいいかも知れませんねぇ。」
そうか、Ｕ田さんはそういう発想をして下さった。今まであれこれとインターネットで探しごとをして随分といろんな情報をネットからもらって来たその恩恵・・、ご自分も提供できるものは提供してもいい・・。
早速ブログを開設した。
Ｕ田さんはとても控え目な方で、僕が先週提案したような「私はこう考える」とか「私の歩いて来た道」・・的な自己発信は考えておられない。でも、自分が知っていることで人の役に立つようなことがあれば、どこの誰とは分からないような形で提供出来たらと思っておられる。特に、昔懐かしい映画のことなどは、今の時代の人にも紹介したい。なんと、Ｕ田さんはなかな手に入らない貴重な名盤をビデオやDVDでお持ちなのだ。あれはほんとに宝の山だと思う。
今後はゆっくり、ゆっくりと、しかも言葉少ない控え目な形になるとは思うが、少しずつＵ田さん発、映画紹介なども出来そうだ。
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ところで、早速だけどそのページはここです。→http://yosinasigoto2008.cocolog-nifty.com/blog/