2008年2月9日(土)

柑橘系?

 昨日の仕事出がけに学短から電話が入った。

 「先生、レポートの評価提出の期限が今日なんですけどいかがでしょうか?」

 ハニャー?僕の認識では2月最終週が締め切りだったんだけど・・

 係の方の説明の下、レポートを送って下さった時の評価要領を見ると、アレレ、確かに昨日が締め切りだ。2月後半でかまわないのは1年生で、僕の生徒たちは2年生だから、そんなことじゃみんな卒業出来なくなってしまう(^_^;)

 ごめんなさい、もう出がけだし、今日(きのうのことネ)はU田さんの後もSさんのところに行くから帰りは遅くなる。週明け一番に持って行くのでどうかと聞いてみた。

 何でしたら、明日(今日のことネ)でもお持ち出来ますけど、学校はお休みですよね・・・。

 「日曜には検定試験で学校に出てきてますので、その時にでも頂ければ・・」

 ということで、お届けは明日ということに。そして、今日はその評価作業にほぼ半日を使う。

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 レポートなどは手書きにしないと・・、と何年か前に専業の先生から聞いたことがある。その時は「なにをこのパソコン全盛の時代に・・」と思ったのだが、その先生の言葉が意味するところは、パソコンでの入力及び印刷の場合、簡単にコピー&貼り付けが出来るからということ。

 今回はその意味が少し分かるような気がした。

 これは、ネットで調べたそのまんまを貼り付けてる。

 これは、貼り付け技は使ってるけど、その課程で生徒が勉強して取捨選択していて、この子の思いが出ている。

 これは、本から調べて丸写しの部分もあるけど、その分手入力で何度かははその文章を辿っている。

 年々、生徒のパソコンの力が上がっているが、僕も成長していて、そういうことが見えるようになったようだ。

 その子なりの課題意識と調べた結果と、個別の考えなどが入っているとそのレポートは文字以上の輝きを放つ。

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 比較的、僕の評価は甘いだろうな。生徒に「すごい」とか「すぐれてる」を求めていないので、逆に「すごいねえ」なんて感心したりして・・(^_^;)

 ホントの評価は社会に出て、それぞれが実社会での役割を持ってからのことなんだろうと思う。

 ここまで言うと、僕の見方は甘いようで実は酸っぱいのかも・・