2008年2月28日(木)

Win98、ノート

 谷病院に着いて車から降りたところで、「病院に潜むアーチスト」のN井さんとばったり会った。

 「オーイ!!」と、声には出さないけど、そんな声が聞こえそうな感じで大きく手をあげて笑ってくれる。

 この前は同じこの場所で、「悪魔のような天然」のTさんが同じように手を振ってくれたっけ。

 どうもぼくはこの「オーイ」が好きみたい。なんか今日もいいことありそうな気になる。

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 昼前、今やってる作業をどう進めるかの考え作業で、車のところにタバコを吸いに行くと、もう一度N井さんと出くわした。

 「そうそう、私の部屋のパソコンがネットにつながってもすぐに切れてしまうんやけど、構わない時に見てもらえる?」

 「うん、分かった。」

 で、僕がやったのは、N井さんの仕事場に行くんじゃなくて、車からノートパソコンを持ち出しての、電波状況調査。

 N井さんの部署は無線LANでネットとつながるようになっている。聞いた症状からすると、他所の無線LANと電波がぶつかってるとか、無線を出してるルーターがおかしいとか、そんな理由のような気がする。

 僕の持ち運び用のWin98のノートには、その近辺で使われている無線LANの電波の様子をグラフに表示してくれるソフトを入れていて、これがなかなかのすぐれものなのだ。ESSIDや使っている電波のチャンネルが分かって、電波強度は時間の経過とともにグラフ表示されて、そのグラフを保存することも出来る。

 で、その計測結果は、N井さんの部屋のパソコンが電波を受けている親機の電波が途切れ途切れになっていた。ご近所との電波の競合はない。この件は、親機を再起動したら直った。でも、後でもう一度調べたら、最初ほどではないが、断続的にグラフに隙間が出来ていたので、これは又起こるかも知れない。

 状況が把握出来るということはこれくらい確実にことを見れる。こんな風に電波の状況を見れなかったら、まずはルーターを再起動して、つながるようになれば「結果オーライ」的な終わり方になって、先の予想までは出来ない。

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 こんなことをWin98のノートで出来るんだから楽しい。僕が訪問時に持ち歩くノートがWin98である理由は、XP機を持ち歩き用に持つ余裕がないというのもひとつの理由だが、古いノートで結構なことがこなせるというお徳感の楽しみというのもある。

 このノート、4年くらい前に1万で買ったんだよねー。その価値とこれまでにこなした仕事ははるかにその値段を超えてると思う。

 Win98で、VISTA環境を整備するなんてやったら楽しいだろうな(^.^)