2008年3月3日(月)

いの、朝倉、口細山

 朝一番、いの町のM田さんのところに行くのは見事に1年ぶり。去年は3月14日にお伺いしている。M田さんもご自分でホームページを作るくらいになってるから、なかなかお呼びはかからないだろうと、最近思ったばかりだった。

 今回のご用件は、ホームページのアップロード。

 アレレ、去年と同じじゃないか・・。

 実は、少々様子が違う。プロバイダのクオリアが業務をやめて、特別に指定が無い場合はその受け入れはOCNになっているのだが、そのOCNのホームページスペースへのアップがうまくいかない。M田さんはOCNのサポートに電話してかなりアレコレやったということなのだが、OCNのサポートさんも首をかしげるような状況で、それで僕を呼んで下さった。

 M田さんのパソコンにはページ転送の設定が10個くらい並んでいた。これが試行錯誤の証だ。

 今回のトラブルの大きな原因は、設定の内容よりも、ホームページニンジャが転送する時に選んでいる転送設定がクオリアのままだったこと。OCNのサポートはOCNのサービスに関してはプロだが、ホームページニンジャに関してはプロじゃないし、パソコンの画面が見えない電話ではそこまで考えが行かないかも知れない。僕もホームページニンジャに触るのはこれが二度目で、決してこのソフトのプロではないが、こういうソフトの役割は分かっている。問題は狙っていることにどこから辿れるかということなのだが、結果的には不要な転送設定を削除することで新しい転送設定を選ぶことが出来た。

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 11時過ぎ、久々、朝倉のO崎さん。この方のことも先日、思い出してたところ。

 土佐市のN岡さんのDVDのお世話をして、そういえば似たようなことで以前呼んで下さったO崎さんは最近声がかからないからうまく行ってるんだろうな・・と。

 僕が思い出すことがトラブルを呼んでるんだったら迷惑な話だけど、きっとコレ、偶然だよネー

 こちらは無線がつながらない・・というトラブルだったが、見た目上はなんにもおかしくないのにつながらないというもの。何日か前までは使えていたということだったので「システムの復元」で、原因分からずの解決。

 こう書くと簡単そうだが、CTUがおかしいのか、無線ルーターがおかしいのか、パソコンがおかしいのかと、問題を特定するまでが一番時間がかかる。

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 上の2件はどちらも昨日電話を頂いての訪問。今日の3件目は、前もって予約を頂いていたいつものK松さん。「おくふじ新聞」はもう4号が出来ていた。K松さんとしては、「何もかも分かっているわけではないが、なんだか出来てしまった」という感じがあって、その、あと一歩で手が届きそうな、新聞作成ソフトや画像、保存方法のノウハウや考え方を確かめたいといった内容。

 新聞作り自体は「なんとなく」でも、かなり立派なものを自力で作り上げてられている。そして、その結果は確実に毎回進歩している。僕はノウハウ的なことを聞かれればソフトの作りを読み取って答える側にいるが、同じ材料で同じように作れと言われたら、K松さんの方が短時間でいいものを作るところまで来ていると思う。

 僕らパソコンを仕事にしているものでもそうなのだが、この「なんとなく」のままでも、それを何度かやっていると、ある日突然、その「なんとなく」が「そうか、こうなんだ」という法則性の発見につながるということがある。K松さんはその一歩手前に来ているということだ。

 K松さんも「去年の9月以来・・」とよくおっしゃるのだが、ホントにいろんなことをこなされている。僕の印象では最初からご本人がおっしゃるような、素人という印象はなかったのだが、どうもそうらしいんだよねぇ。だとすると、なおさらスゴイ。

 そして何よりも、ご夫婦でやっておられるこの新聞作りということそのものが素晴らしい。おくふじ新聞の出現でご主人の故郷や土地出身の人の間で懐かしくも新しい人の交流が始まっている様子。こういうアクションを起こさないと風化してしまう記憶や人間関係にもう一度生命を吹き込んでいるのだから、それはすごいことなんだよねぇ。

 そして、そういうことに、ご縁があって僕も一部関われている。

 今日は3件共に、充実した一日だった。