2008年3月7日(金)

BIOS、電池

 12時半、エステとアロマのお店のSさんのところへ。何日か前に書いたスライドショーの間隔を変えれるフリーソフトはSさんのところで活きることになる。Sさんは、今まで癒し系のDVDを店頭で流しておられたのだが、それも毎日一日中だとDVDが何枚かあっても飽きが来る。その解決法としてSさんは、音楽は音楽、映像は映像で流して、その映像部分にはスライドショーを使うことを考えられた。でも、エステとアロマの癒しの時間が流れる店内の雰囲気に対して、XPのスライドショーの間隔5秒というのはせわしすぎる。それでスライドシヨーの間隔を変えれたら・・ということになったというわけ。

 こんな風に詳しく書くと今日はこれが目的の訪問のようだが、実はこれはオマケなんだ。メインの用事は別にある。2週間前にお世話した一体型のデスクトップパソコン。パソコンの時計や基本部分の構成を記憶するBIOSの内容記憶のための電池が切れていて、パソコンをコンセントから開放すると起動するたびに黒地に白い字で「続けて起動するためにはF1キーを押しなさい」という意味のメッセージが出てくる。そして、F1キーを押せばもちろんXPは起動するのだが、そのたびにパソコンの時計は何年も前の0:00に戻っている。こういう時はパソコンの基盤についた電池を変えてやらないといけない。

 今日のこの作業は実は「やってみないと分からない」という不安があった。ディスプレイとパソコン本体が別々のものなら、パソコン本体の箱を開ければ必ず見えるところにボタン電池がある。でも、今回のディスプレイと本体が一体型の場合は僕も経験が少ない。ネットでメーカーのページにある取扱説明書を見ると電池の交換に関しては一切記載がなかった。それでは・・と、ネット全体で検索すると、困った人と分かってる人相互の助け合いページにそのことについての質問があった。

 「この機種はボタン電池じゃないのでしょうか?箱を空けてもどこにもボタン電池がないのですが・・・」

 なんと、この質問に対しては何の解答も寄せられていない。 更に調べて行くと、こういう一体型は、部品にノート仕様のものを使っていて「デスクトップ」と言っても、中身はノートみたいなものだとある。アーリャリャ。

 でも、手が届かないところで心配してもどうしようもないし、取りあえずそのことは忘れてSさんのところに行ってどうしようもなかったらそこから悩もう・・と決めていたのだが、やはり気持ちのどこかにこの心配は潜在していた。

 で、どうだったかというと・・

 ボタン電池だった(^.^)。

 パソコンの裏ぶたを開けると確かにボタン電池はどこにも見当たらない。せまいスペースに基盤が何枚か重なるように配置されている。

 フーム・・、ここで落ち着かなくちゃネ。ボタン電池はマザーボード上にあるもの。目の前に重なるように配置された基盤はタワー型では一箇所に場所が固められたPCIボードなわけだ。これを外せばそこにボタン電池が隠れてるんじゃないか?

 果たして、一枚基盤を外すとそこには見慣れた「CR2032」という記号番号のボタン電池がある。BIOS保持用のボタン電池は「CR2032」がほとんどの定番なのでこれは僕も用意して来ている。これって今は100円ショップで手に入るんだよねー。

 かくして、ここしばらく僕の気持ちの片隅に巣くっていた不安から開放された。

 ヨカッター!!

 中古とは言え、最初からこんなんじゃいやだもんネ。BIOS保持の電池の問題だけで追い銭がいるようじゃ、販売は取り消しにしないといけないし、そうなるとスライドシヨーの間隔の調べごとも活きないことになる。こうして書いてみると分かるけど、僕のナントナクの不安感はきっとこういう可能性を含んでいたんだうな。

 いやぁ、ヨカッタ。デメタシ、デメタシ!!