2008年3月31日(月)

光を当てる

 大道具の時、パソコンのことは何にもしなかったのに、それなりに課題が貯まっていた。普通、なんにもしないと、何にも生れないんだけどなぁ・・・

 ひとつは看護協会のホームページのUPもの1件。量はほんの1ページくらいなのだが、「道具モード」とか「パソコンモード」というものが僕の中にあって、モードが一致していないと手をつけるのにとんでもなくエネルギーを必要とする。この件は先週の木曜か金曜に頂いていた仕事なのだが、今回は3〜4日待たせてしまった。ハンセイ!!(サルです)

 もうひとつは携帯用のホームページ作成。これはインターネット接続設定仲間の野崎さん経由で始まったこと。

 ホームページ作成はワードなどのワープロソフトに比べて出来ることが限られているので、その癖をつかめばそんなに大変なことじゃない。これが携帯用のホームページということになると更にページ表示の面積の小ささなどが加わって、出来ることが制限されてくる。

 でも、携帯には携帯なりの約束ごとがあるようで、慣れないうちは時間がかかる。早く、慣れんといかんな。

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 夕方、「売れてないマンガ家」の田島さんのところに行った。

 「売れてない」という表現は僕としては誉めことば。世間の多数の人に知られた上で売れない人は「売れない」人。世間の多数の人に知られていないばかりに、売れない人は「売れてない」人。

 僕は彼を「売れてない」人だと評価している。

 世の中の人はほとんどこの「売れてない」人で、ちゃんと真正面から見るとみんな素敵な人ばかり。でも、それは別に売れる必要はないわけで、田島氏の場合は「表現」ということをして人に何かを与える仕事だから売れて欲しいんだよなぁ。

 今日僕が彼を訪ねたのは単にお金を届けるという用事。僕は彼の本を短大の授業の資料として利用した。その際の資料代が短大から今日入ったので早速彼のところに届けたわけ。

 田島氏の家に行くと、彼はシャボン玉ホリデーか何かで見たような、典型的な痛風持ちのヨレヨレの動作で僕の前に登場した。この動作はほとんど冗談なのだが、腰痛、痺れ・・、しばらく彼に会っていない間に、彼は年寄り病で何日も眠れなくて、座椅子に付けた針金のワッカで頭を固定して座ったまま寝るというような悲惨な日々を過ごしたらしい。

 話せばいくらでも分かり合えるいい話が出て来て、彼の存在はとても価値のあるものなのに、本人の年寄り意識がそれをおおやけのものにしない。

 田島氏紹介のホームページも骨組みは出来ているのだが、最後の詰めの資料を回してくれないのねぇ。

 田島氏は映画大好き人間。U田さんの話をした。ノリがいい。

 田島さんには、「おくふじ新聞」のK松さんの話もしたいなぁ・・

 表現力のある人はいろんな人と会って、自分のフィルターを通してで構わないから、その人たちに光を当ててくれたらいいと思う。

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 と、書きながら気が付いたのだが、「おくふじ新聞」のK松さんがやっていることは、この「光を当てる」ということなんだな。

 こんなことに気を付かせてもらって、僕は棚ボタ状態。誰かに光を当てれているんだろうか・・

 マッ、僕はいいんだ。僕のは日記だからねぇー(^.^)