2008年5月2日(金)
今まで知らなかったことを知ると次からは知っていて当たり前になる。知らなかった自分が無知だっただけ。
そんな気持ちになるのが金曜日のU田さんの日。
今日U田さんのところに行って、一番にU田さんの口から出たのは・・
「FMによく出て来るんですけど、寺井尚子という人はどういう人なんですかねぇ・・。」
早速、インターネットで検索して調べると、とても有名なジャズ・バイオリニストだった。検索結果にはYOUTUBEの動画などもあって、そこを覗いてみると、17件近くの動画が。
百聞は一見に如かず、早速その動画を見てみると、オオー・・、いいじゃないか。この人を今まで知らなかったのが不思議なくらい、彼女の音楽がストレートに自分の中に入って来た。
それから、この人がどういう人なのか、何年生まれで、音楽経歴はどんなことで、などと他の検索結果も確かめて行く。
ここで、U田さんの記憶力のひとつの源というような様子を垣間見た。U田さんは検索結果のポイントポイントを一度メモ用紙にボールペンで書かれていくのだ。おそらく、こんなことをしなくてもこの方の記憶力は人並み外れた天性のものなのだろうが、それに加えて、こういう行為がそれを助けているんじゃなかろうか・・
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パソコンのことが済んだら次は映画タイム。今回は久し振りにジュリアン・デュヴィヴィエ監督の作品を見せて頂く。
「舞踏会の手帳」、1937年、イクオール70年くらい前の作品で、それはサイレント映画から音付きのトーキーになって10年くらい立った頃。
でも、映像の質はともかくとして内容的には今の映画に劣らない、いや逆に優れているかも知れないものだった。芸術に昔も今もないんだなぁ・・
映像の質だって、逆に白黒なんてことは、スクリーンに繰り広げられる物語は日常生活とは別のひとつの作品なんだよ、といういい区切りになって、カラーよりいいんじゃなかろうかとさえ、思う。
そんな感想を僕が言うと、U田さんも同感の様子。でも、もう一言・・があった。
「でも、「風と共に去りぬ」が白黒だったら、あれほどヒットしただろうか・・という見方もあるんですよねぇ。」
なるほど、それも理(ことわり)。
いい勉強してるなぁ、ボク・・・(^.^)