2008年5月3日(土)
11時半、上町のD来さん。
D来さんには、前回訪問した時、パソコンの起動やその後の動作の遅さの相談も受けていた。CPUは1.7ギガだが、XPのサービスパック2で、セキュリティ対策ツールも入っていてメモリーは256メガ。これはメモリーを足せば少しは様子が変わるだろうというのが僕の見立て。
訪問時の翌日にはパソコンショップでメモリーの金額を調べ、今度何かあったらそれと一緒にメモリー増設のことも考えてもらったらよかろうと、気持ちの準備だけしていた。
そして、おととい、D来さんからパソコンの質問の電話が入ったので、電話の終りがけにそのことを伝える。
「メモリの交換は5分もかかりませんから、そのためだけに僕を呼ぶのはもったいないですから、何か他の用件と組み合わせて考えてみて下さい。」
D来さんはその時県外の大学に行っている息子さんのところに行っていて、そちらでのパソコンのネット接続の質問電話だったのだが、昨日高知に帰って来てすぐに電話を下さった。
我が家の方で、Yahooのモデムと無線がつながらない・・・
アレレ、こんなにも早く次の電話があるとは・・。今日の朝メモリーを買って訪問することになった。
まずは現状確認をするが、この前感じた以上にパソコンの起動が遅い。ネットもつながらないわけじゃないようで、どちらかというと、インターネットエクスプローラがまともに起動するまでが長すぎて、つながらないように見えるんじゃないか?
とに角、パソコンの動きの方をなんとかしないと、他の不具合も見れない感じ。メモリーのことを先にしよう。
富士通のBIBLO、NBシリーズ。メモリーは裏ぶたではなく、キーボードをはぐったその下にあるタイプで、作業が5分というのは間違いだった。説明書が手元にないということで、僕のノートをインターネットにつないでこの機種のメモリー交換について調べると、やたらとネジを沢山外して、「分解」に近い説明がされている。
そんな筈ないんだけどなぁ・・・。一応説明どおりにネジを7本外したが、後は最近のノート分解の経験から当たりを付けてキーボードをはずすと、すぐそこにメモリーの増設の箇所が出て来た。
なんだ、これならネジ2本で済む話じゃないか。ここまで来れば、メモリーの取り付けやキーボードを元に戻すのは3分仕事。
説明の大仰さにびっくりして、D来さんには「思いの外、時間がかかるかも知れない」と伝えていたので、作業の速さにD来さんがびっくりされている。
そして、次は僕がびっくり。
メモリーを256メガから512メガに増やすと、パソコンの動きが「激変」と言っていいくらいよくなった。
起動が早いし、無線もすぐつながって、イクオール、インターネットもすぐ使える状態になる。
メモリーを足してこれほど動きが変わるのは珍しい。
何か越えそうで超えれないギリギリ限界の壁があったのが、メモリーを足すことでその壁を越えるようになった・・というような印象。
パソコン君も大変なんだなぁ。
動きがよくなったパソコンでは、僕を呼ぶことになった不具合が全く出て来ない。何かのついでにメモリーもと思っていた、そのメモリー増設が別の「何か」も解決してしまったようだ(^_^;)