2008年6月19日(木)

イレギュラー

 谷病院、今日の午前中はいつもとは少し変わったこと。

 事務長の谷君の大学の先輩がこれから来るのでその人にCDの焼き込みとか説明して欲しい・・・

 ハイハイ、そこらは得意分野だし、OKです。

 といっても、慣れない内は若干の試行錯誤もあるだろうが、ある程度慣れればこれは僕が「得意分野」と言うほど大変なことでもない誰でも出来ること。

 しばらくしてやって来た谷君の先輩はM内さんとおっしゃって、こちらが予想したよりはずっと年上の方で、大先輩というのが相応しい方だった。物腰のやわらかい紳士で初対面ながらリラックスしてお話することが出来る。

 ご自分のノートパソコンと焼きたい元CDとブランクCDを用意して来られていて、CDの中身はお手持ちのクラシック音楽が入っている。

 音楽入りのCDを焼き増しする時はXPが持ち合わせたCDの焼き方よりは、CDの焼き込みを意識したソフトでCDを丸ごとコピーした方がいい。XPが用意したものだとWindows Media Playerでパソコンに音を取り込み、それからCDに焼くのだが、音の取り込みの段階でwmaという形式に変換し、CDに焼く時に又CDの音形式に変換し直す。これだと、人の耳で気がつくかどうかは別にして音が劣化してしまう。その点、CDの丸ごとコピーだと理論上は劣化は有り得ない。

 そのことを説明した上で、M内さんのパソコンの中を探すと、やはりそういうソフトが入っていた。そのやり方を説明しながら作業をすすめると・・・

 アレレ、CDで読めない部分があるということで、CDトレイがパカッと出て来た。

 念のため一曲一曲ダイジェスト的にWindows Media Playerで演奏するとみんな演奏できる。

 「これなら、もうひとつの方法でなら取り込めるはずですので、そちらでやってみましょう。」

 Windows Media Playerで演奏できるなら、Windows Media Playerで取り込みも出来るはず・・

 ・・・

 アララ、又CDが吐き出されちゃった。

 「演奏は出来るんだから、他のパソコンでなら取り込めるというような微妙な問題だと思います。元CDの焼きが甘いというような・・」

 とりあえず応急的なやり方で、その部屋にある別のパソコンで元CDから音を取り込むとやはりそれは出来た。それをフラッシュメモリーでM内さんのパソコンに移してブランクCDに焼いて目的達成。

 この間、アレレのアララのレレレ(はないか・・)と言ったりはしてるが、一度も動ずることはなく、落ち着いて対処できる。

 イレギュラーなことが起きても一切動じないってのは、これはこれで得意と言ってもいいのかも知れんな(^.^)