2008年6月21日(土)
今日の訪問は秦泉寺のT辺さん。何ヶ月か前、NTT系の人からの紹介で初めてお会いした。
その時、T辺さんは僕の「パソコンの便利屋」という仕事を聞いて、これはいい人と会ったということで喜んで下さった。
「誰に聞いたらいいか分からんかったんでねぇ。そのうち分からないことがいくつも溜まったら電話しますんで。」
で、今日がその日となったわけ。
ワード・エクセル・メール・デジカメ。それぞれに分からないことがいくつかあって、そのひとつひとつを説明をするたびにT辺さんは小気味よくおっしゃる。
「ン!分かりました!!」
その「分かった」が力強くも気持いい。
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ところで、T辺さんは最後にインターネットで商品を探す時の検索のコツみたいなことを訪ねられた。買いたい物はウィスキー。
これはウィスキーを買って飲みたいっていうんじゃなくて(もちろん飲みもするだろうけど)、T辺さんにとって大事なのは、ウィスキーの種類なのだ。○○という種類のウィスキーのボトルが欲しい!!それは僕が聞いたことのない外国のウィスキーの名前だった。
今日こちらに来た時から時々気になっていたのだが、T辺さんのパソコン回りにはいくつもボトルシップっていうんだろうか、ウィスキーのボトルの中に、どうやって入れたんだろう?と思うような船が入っているものが飾ってある。これは元船員さんだったT辺さんが楽しみで自分で作られたのだという。
いつだったか、テレビで見たことがあって、こういうのは帆をたたんだ状態で船をボトルに差込み、それから長いカギ状のものでボトルの中で船の帆を立ち上げる。でも、目の前にあるボトルシップは船の大きさ自体もボトルの細い口を通らないような大きさ。
興味津々の僕にT辺さんはそれをどうやって作るのかを細かく教えてくださった。要約すると、ウィスキーボトルの中で船を組み立てるというもので、そのパーツはみんな木を削ったり布を切り張りしたりで、プラモデルのようにパーツが用意されているというものではない。
その作業の緻密なこと。こういうことを楽しくやる人なら、パソコンもすぐ分かるだろう。あの気持ちいい分かり方が分かるような気がする。
ウィスキーの検索の方は、僕が説明しながらやってみると商品にはすぐに行き着いたが、残念、どれも売り切れだった。
でも、今度T辺さんのところに来る頃には、もしかしたら今日探したウィスキーのボトルを使ったボトルシップがパソコン回りにもうひとつ増えているのかも知れない。
いや、5本くらい欲しいっておっしゃってたから、もしかしたら5本くらい増えてるんだろうか?
それだとしたらスゴイな(^.^)