2008年7月2日(水)
久し振りに長浜の古い通りを訪れた。こちらに来ることになったのは、「竹内さんに電話したら宮城さんを紹介されました」とお電話を下さったY下さんのおかげ。
Y下さんは電話でお宅に行く道を細かく教えて下さり、あるところまで来たらもう一度電話をすれば道を案内するからと言って下さったのだが、僕はこの辺りの町の作りに覚えがあって、Y下さんがおっしゃったところとは別方向に車を止めて電話をした。Y下さんは少し意外そうにしておられたナ(^.^)
ここらは去年までやっていたインターネットの接続設定の経験がまだ浅い頃に2度ほど来たことがある。
長浜病院の角を左に曲がると、車がちょうどすれ違える程度の幅の道が伸びていて、両側にはお店や民家が並んでいる。
そう遠くないところに、今風な広いバイパスが横切っているが、この通りに来るとそんな近くにバイパスがあるなんて想像できないくらい、一昔前の風情が漂っている。
レトロな昭和30年代というほどじゃなくて、漠然とした「昭和」の空気がここに残っているといった感じかな・・。
スーパーもあるし酒屋もあるし、床屋もあるし、この道をまっすぐ進むと海があって、海沿いにさらに向こうに行くと、種崎とこちら岸を船で渡していた船着場がある。
あの頃は接続設定にもなれてないし、あちらこちらの風景も珍しかったので、この付近の風情に触れた時は嬉しかった。
そして、久し振りにここに来た今日は懐かしかった。
Y下さんの仕事が済んだら、あの時インターネットの接続に行った床屋さんにも顔を出してあいさつして来た。
町中じゃ、なかなかこういう行動はしない。これはやはりこの町の空気のせい。
長浜に限らず、土佐市でもそう、南国市でもそう、前々からあった古い町並みが残っていて、それとは別に、そういう生活圏を分断するように真っ直ぐな大きな道路が通っていたりする。
いろんな人のいろんな事情があっての発展(?)なんだろうけど、こういう町並みも残っていて欲しいな。