2008年7月6日(日)

愛媛・座

 桟橋通りのHさん。

 ヒカリ電話は経済的ということでインターネット開通した。→その際にキャンペーンを利用して、ノートパソコンも購入。→パソコンも使いたいと思った。→公のパソコン教室を探したらすでに講座が始まっていて途中参加はできず、この先の開講予定もまだ未定。

 パンパカパン、ミヤギに声がかかった。

 Hさんにどんなことをしたいのかお聞きした。

 図書館に本を借りに行くと、館内での本探しはパソコン検索になっているし、そのしくみはインターネット上からでも利用できるらしい。それとプラネタリウムが好きで時々見に行ったりしているが、県外までわざわざ出かけたら休館日で残念!なんてこともあって、前もってそういうことを調べることが出来たら・・・。それと、航空券や催し物のチケットなどもネットで買うと早く経済的に買えるらしい・・・。

 ということはインターネットの利用法に慣れるのが一番。それなら2時間使えば充分だ。

 まずは電源の入り切りの説明をして、ついでにフリーズ時の対応法も付け加える。

 次!Windowの場所や大きさを自分の都合のいいようにすること。これを聞くと初心者の人は目からうろこが1枚落ちる。

 で、インターネットね。

 「あまり、たいそうに考えなくていいですよ。たかをくくって下さい。目的の情報や操作に行き着くには方法は大きく分けて3つだけです。それとその組み合わせだと思ったらいいですから。」

 アドレス入力・・これはあんまり使いません。でも一応見といてくださいね。

 ネットサーフィン・・プロバイダが用意してくれてるカテゴリーをリンクで辿っていくだけで結構大事な情報に行き着けたりします。

 検索・・・これに慣れたら便利ですよ。

 そんなことしている内に、日本語入力のこと。

 「私、かな入力の方がいいんですけど、みんなローマ字入力に直せっていうんですよ。どうなんでしょう?」

 「僕は両方やりますからハッキリ言えますけど、どちらも同じようなものです。かな入力でやったらいいですよ。ただ、ローマ字入力の人のパソコンを使う時に困るだろうから、入力方法の切り替えを覚えといて、自分が使った後は必ず元に戻して下さい。

 もちろんもっと細かく順序だてて説明し、やってみせて、やってもらって、手応えありの2時間。

 図書館の図書検索も出来るようになったし、調べたいことを調べれるようにもなってもらった。

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 ところでHさんがやりたいことは図書館の本の検索だったりプラネタリウムだったりで、Hさんは文化的な趣味が多いご様子。僕も文化的なので(^.^)、最後はそんな四方山話。愛媛のプラネタリウムの話から内子座の話になったのだが、二人ともどうしても『内子座』という名前が出て来ない。

 「こういう時に便利なんですよ。検索してみましょう。」

 僕が使ったキーワードは「愛媛」「座」のふたつ。キーワードを入力しながら、「乱暴すぎるかな」と思った。せめて、「愛媛」「芝居小屋」とか・・

 でも、検索結果にはいきなり一番上に内子座のホームページが出て来た。

 「そうそう『内子座』でした。『内子座』。」

 「そうですよねぇ。『内子座』でしたねぇ。」

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 Hさん、いい2時間を過ごさせて頂きました。